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- 2F 昭和のレコード 洋楽編
- Vandenberg ALIBI
Vandenberg ALIBI
1981年にギタリストのエイドリアン・ヴァンデンバーグを中心に結成された
オランダのハードロックバンド
「アリバイ」は3枚目のアルバムで1985年にリリース
私が初めてヴァンデンバーグを聴いたのはこの3rdアルバムからでした
キチンと練りこまれたギターリフとミュートを多用して
コロコロとしたギターソロがとっても心地よくて
この3rdを聴いた後に残りの2枚もすぐに入手して聴きまくりました
デビュー当時はマイケルシェンカーにソックリと言われたことが多かったみたいですが
この3rdを聴いている限りではあまりそうは感じません。
まぁ確かに1stを聴くとそんな感じがするかな。。。
残念ながら1stはアメリカでそれなりにヒットしたものの
2nd、3rdは世界的にはセールはイマイチだったようですが
日本では結構売れたと思います。当時知名度も高かったし。。。
この3rdアルバムもヴァンデンバーグ名義の3枚の中では(2020は聴いていないのでわかりませんが)
最も洗練されていると思いますしエイドリアンのギターも冴えまくっています
そして全体を通してコーラスにめちゃくちゃ気合が入っていています。
アグレッシブで重厚なA-1、コーラスのとても美しいミディアムバラードのA-3
そしてテクニカルなリフがめちゃめちゃカッコ良いA-4
スピーディーなA-5へと続き
B-2には切ないメロディーに泣きのギターソロがたまらないバラード
そしてアコギ小曲のB-3を挟み、ポップな曲調でいかにも売れ線なタイトル曲のB-4
そしてエイドリアンのギターがたっぷり楽しめるインスト曲のB-5で締めくくられます。
退屈することの全くなく聴きごたえ十分な1枚です。
1985年9月リリース