石野真子　BYE BYE MAKO LIVE〜8月の太陽より燃えて〜

石野真子さんがデビューしたのが1978年
私が９歳（小学校３年生）の時です。
さすがにその頃は自分でレコード買うにはまだ早すぎたのですが
テレビやラジオでやたらと真子さんを見る機会もあり
いつの間にか覚えた「私の首領（ドン）」や
「失恋記念日」なんかを口ずさんでいたものでした。
そうして小学校５年生くらいからテレビやラジオから
カセットテープへ録音することを覚え
そのうちにシングルレコード（ドーナツ盤）を
たまに買ってもらえるようになりました。
で、小学校６年生になってやっと貯めておいた
お小遣いやお年玉でLPレコードを買えるようになったのです。
そんな頃に数年前から大好きだった真子さんの
引退が決まってしまい
そうこうしているうちに「あっ」という間に
サヨナラコンサートが行われて
そのサヨナラコンサートのライヴ盤が出るというので
3000円を握りしめて近所のレコード屋さんに買いに行って
手に入れたのがこのレコードです。
やっと欲しいレコードが少しずつでも買えるようになったと思ったら
真子さんが芸能界からいなくなってしまったのです。
幼心に結構ショックだったのをよく覚えています。

…というわけで非常に思い出深い1枚なので
内容がどうのこうのではなく
憧れの真子さんがアイドル時代最後の
コンサートを行っているライヴ盤というだけで
私のとっては非常に価値のある1枚です。

この１年半後に「石野真子さよなら公演完全収録LIVE」という
ノーカット版が出てもちろんこれも後になってから買いましたが
私が最初に買った真子さんのレコードが
この「BYE BYE MAKO LIVE〜8月の太陽より燃えて〜」なので
こちらのほうが思い入れがある１枚です。
内容？いや最後のコンサートですよ
悪いわけがないじゃないですか…
今聴いても魂が震えます！

1981年8月30日東京渋谷公会堂で行われたコンサートを収録

1981年10月5日リリース