BaBe「Fight!」

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1988年にリリースされた「BaBe」渾身のセカンドアルバム!!!
え???2nd???
確かにフルアルバムとしては2ndなんだけど
間にミニアルバムやベストアルバムが出たりしたから
どうも2ndってイメージがないのですよねぇ
でも当時、「ちゃんとしたフルアルバムはよ!!!」って思ってたのは
よーく覚えてる(笑

アルバムのキャッチコピーは
「100%純粋・無添加・無着色のFight!です。」

1988年なので世の中はとっくにメディアはCDの時代で
私も発売日と同時に予約して手に入れたのはCDでした
で、このアナログ盤は随分後になって手に入れたもの…
さすがに通常盤はなかなか出てこなくって
(探しまくったのですが…)
私の持ってるのは残念ながら見本盤です。
(それでもなかなか見つけられなかった…)

で、これを書いていて。。。
ふっと何か予感がして。。。ヤフオク見たら。。。

通常盤、1枚出てるじゃん!!!少々お高いけど!!!

いやいや。。。もうさすがにいいですよ(笑)
中身的には変わんないし。。。

いけんいけん、ちょっと冷静になって
こっちに集中します。。。

シングルセールス的には少しずつ苦しい状況になってきた頃に
リリースされたこのアルバムですが
相変わらずの元気いっぱいのBaBe印で
ゴキゲンなアルバムに仕上がってます!
個人的な見解ですがこの後に出る
3rdや4thアルバムは少しアーティストっぽい方向に
進路変更しているのでデビュー時のイメージのままの
元気いっぱいに歌いまくって踊りまくるBaBeといういイメージは
このアルバムまでなのかなぁ…と思います。
もちろん3rdや4thはそれぞれ良くって
CDですがもちろん買っていて聴きまくっていますが…

1曲目はまさにBaBeのアルバムのオープニングにふさわしい
タイトル曲の「Fight!」で始まります!
いいですよねぇ~この今でいうわちゃわちゃ感というか…(笑
ダンサンブルでキャッチーでシングル曲でも
十分いける曲だと思います!

で、続くA-2は5thシングルの「TONIGHT!」
これもBaBeらしい思わず体が動き出すような
元気いっぱいの1曲です!
やっぱり私が個人的にBaBeに求めるのはこの路線ですねぇ~
そうそう、この曲にもキャッチコピー付いてる
「...Kimi wa Genki ...Kimi wa Mujaki ...Kimi wa Suteki ...and ...Kimi wa Lucky!」
うーん。。。もっとシンプルで良いのでは???
まぁキャッチコピーはともかく
曲はわかりやすくキャッチーでポップな名曲です!!!

A-3はガラッと雰囲気を変えて大人っぽい
少しダークなダンスポップ「Full Moon Night」
こういうのがアクセント的に入っているのが
アルバムならではでいいのですよねぇ
3rd、4thになるとこういうのがメインになっていくのですよねぇ
マイナーKeyの好きな私としてはこれはこれで好きですし
アルバムの中でたまにならいいのですが
やはりBabeは明るくって元気いっぱいなのがいいかなぁ…

A-4は洋楽カバーの「Love in the first degree」です
まぁこれは楽曲がいいのはそりゃそうですよねぇ
もうちょっとBaBeっぽくアレンジしてもいいような気も…

ちなみにCD盤だとこの位置に
「TONIGHT!」のカップリングの「It's a Magic!!」が収録されます
アナログ盤には未収録です
これもいいですよねぇ~
インパクトあるのは「TONGHT!」ですが
このポップな上に軽快なノリは聴いてて気持ちいいです
天気のいい日のドライブにはもってこいな1曲です!

で、アナログ盤の話に戻ってA面のラストは
ちょいとダークな「Midnight Juliet」で締めくくります。
曲調とタイトルのイメージが妙に一致する1曲です。
二階堂さんは近藤さんよりこういう曲が合うような気がしますねぇ…

B面のオープニングも少々しっとり目で始まります。
B-1「Two Fish」、B-2「Fishes」
魚ネタがなぜか続きます(笑
で、どちらも少し寂し気な曲なのです。
いや、「Fishes」は曲調は決してマイナーではないのですが
歌詞の内容が少し切なげなので…
この2曲、個人的には少し曲順離せばよかったのでは???と思います~
でも「Fishes」は妙にメロディが耳に残る不思議な曲です。

B-3も少し哀しげなムードをキープしたまま
「Best Friend」に続きます
あ、でもこれもいい曲だ…
…というか私の好きなパターンの曲だ(笑
少し疾走感もあってテンションの張った感じのメロディがいいですねぇ

そしてB-4「Silent Dancer」は少しテンポを落とした
ダンサンブルなナンバーで
ラストは6thシングル「Get a Chance! (English Version)」で
締めくくります!
これは文句なくカッコ良い1曲!!!

…といった感じで
個人的にはもっと元気いっぱいなBaBeらしい曲が
もっと欲しかった気もしますが
楽曲のレベルは高くってなんだかんだで満足度合は高いわけです
当時もなんだかんだ言ってもヘビロテで聴きまくりました
この頃は洋楽HR/HMばかりで邦楽ポップなんて
あまり聴いていなかったのですが
BaBeは完全に別腹で存分に味わってました!(笑

1988年6月21日リリース

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