Al Di Meola, John McLaughlin and Paco de Lucía「Friday Night in San Francisco」

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アル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、
3人のスーパーギタリストによる
アコースティックギター2本、あるいは3本だけの演奏による
ライブアルバムです。

パコ・デ・ルシアですっかりフラメンコギターの魅力に
憑りつかれてパコのアルバムを一時期買い漁っていくのですが
当然、伝説とも言われるこのライブアルバムにも行きつくわけですね
当時の1980年のジャズ界においては
アコースティック・ギター3本だけのライブ自体が画期的だったそうです。
でもこのライブアルバム、最高に迫力ありますよ
パコにアルにジョンですからテクニカルなのはもちろんですが
別にギター弾く人じゃなくっても間違いなくそのメロディやサウンドに
引き込まれるライブだと思います。

3人で演奏しているのはB-2とB-3で
他の3曲はそれぞれ二人ずつのギターバトル的な構成になっています。

もうどの曲がいいとかすごいとかじゃなくて
もうどれもすごくてどれも良い曲なんです。
最初から最後までとにかく引き込まれて
全く息つく暇もなく最後まで聴き惚れてしまいます。

まぁでもやはりクライマックスはアル作曲のB-2ですかね
8分超えの大作ですし…3人揃っているし…

個人的に万人におススメできる1枚だと思っていますが
特にインスト好き、ギター好きの方には超おススメです!

ただし、集中して聴くなら
それなりの音環境の良い状況で聴くことをお勧めします。
そんな高級オーディオじゃなくてもいいのですが
しっかり中・低音が出てしっかり左右分離して聴ける環境で
ある程度の音量で聴くと本当に痺れまくります!!!

最後にセットリストをまとめておきます

A-1 地中海の舞踏 (Mediterranean Sundance) / 広い河 (Rio Ancho)(11:33)
  
作曲:アル・ディ・メオラ / パコ・デ・ルシア
左チャンネル - パコ・デ・ルシア
右チャンネル - アル・ディ・メオラ

A-2 黒い森 (Short Tales Of The Black Forest)(8:40)

作曲:チック・コリア
左チャンネル - ジョン・マクラフリン
右チャンネル - アル・ディ・メオラ

B-1 フレボ (Frevo Rasgado)(7:55)

作曲:エグベルト・ジスモンチ
左チャンネル - ジョン・マクラフリン
  右チャンネル - パコ・デ・ルシア

B-2 幻想組曲 (Fantasia Suite) (8:50)

作曲:アル・ディ・メオラ
左チャンネル - パコ・デ・ルシア
中チャンネル - ジョン・マクラフリン
右チャンネル - アル・ディ・メオラ

B-3 ガーディアン・エンジェル (Guardian Angel) (3:59)
作曲:ジョン・マクラフリン
左チャンネル - パコ・デ・ルシア
中チャンネル - ジョン・マクラフリン
右チャンネル - アル・ディ・メオラ

1980年12月5日
サンフランシスコ・ワーフィールド劇場にて収録

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