南沙織「17才」

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1971年リリースの南沙織さんの1stアルバム
えっと、私、リリース時にはまだ2歳なので
さすがにリアルタイムで聴いているわけではありません。
1989年に森高千里さんがカバーしてヒットしたときに
原曲をじっくり聴いてみたくって
このレコードを手に入れたのです。

で、森高さんのディスコティックな
派手派手なアレンジのヴァージョンももちろん良いですし
個人的にも好きなのですが
やはりそれも原曲のメロディーが良いからなのですね。
もちろんアレンジは70年代昭和歌謡らしいものですが
私としては幼い頃に馴染みのあるアレンジなので
これはこれで全然悪くありません。
。。。いや悪くないどころかこれはこれでいいですね!

「17才」だけではなくて他の収録曲も
当時の空気感を感じさせる読曲ばかりですが
楽曲の出来もさることながら
南沙織さんの歌声がとっても艶っぽくって聴き入ってしまいます。
A面はオリジナル曲で
B面は洋楽ポップスのカバーで構成されています。
ちなみにA-5の「ふるさとの雨」は
後に「彼が初恋」と改題されて
私の大好きな石野真子さんがカバーしてヒットしています。
これも真子さんヴァージョンが良いのはもちろんですが
本家の沙織さんのヴァージョンもやっぱりいいですねぇ
歌声の伸びやかさが非常に気持ち良いです。

このアルバム聴いていると
まだ幼稚園くらいだった頃に
たまにしか会わない親父の古いマークⅡに乗せられて
どこかに遊び行ったこととカ思い出すのですよねぇ
その光景に合うし、カーラジオから自然と流れていそうな
情景が浮かぶのですよねぇ…

A-6「潮風のメロディ」はこのアルバムと同時発売になった
沙織さんのセカンドシングルで
沖縄出身の沙織さんの「南の海からやってきた少女」というイメージで
作られた曲だそうです。
この曲、個人的にめっちゃ好きです。

「17才」が聴きたくて手に入れた1枚ですが
気が付くと引き込まれてアルバム通して
結構聴きこんでしましました。
このアルバム名盤ですよ!

1971年10月1日リリース

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