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- 3F 昭和のレコード 邦楽編
- REBECCA「TIME」
REBECCA「TIME」
すっかり国民的バンドになってしまった
レベッカの5作目のオリジナルアルバム
最初に聴いた第一印象…いまだに良く覚えてる
「すっごくソフト&ポップになったなぁ」ですねぇ
ロックっぽいテイストは皆無になった感じです。
このアルバムの製作前にギタリストの古賀さんが脱退し
4人で制作に入ったというのも無関係じゃないような気がします。
アレンジは全員で行っていたみたいだから
そのあたりに影響しますよねぇ
結果的に前作以上に土橋さんが
中心になってアレンジも行われていたと思います。
余談ですが次回作の6thは4thにテイストが近いのです。
7thもそうですね
だからこの5th「TIME」だけが少し前後のアルバムとは
異なるテイストに聞こえます。
少し地味な印象も受けるのが正直なところですが
そこはやはり土橋さんの楽曲です
聴きこめば聴きこむほどやはりどれも良い曲ばかりです。
先行シングルとなった「LONELY BUTTERFLY」はやはり名曲ですし
オープニングの「WHEN A WOMAN LOVES A MAN」もいいですよねぇ
基本的に作詞は全てNOKKOですが
「GIRL SCHOOL」や「CHEAP HIPPIES」は
いかにもNOKKOらしい世界観で楽曲の良さも合わせて
とってもインパクトのある曲です。
でも個人的に好きなのは
アルバムの最後を飾る「NEVER TOLD YOU BUT I LOVE YOU」ですかね
このアルバムらしい空気感というか
雰囲気を象徴している1曲だと思います。
あ、それからもう1曲
ガラスのように儚くて美しいバラードの
「WHITE SUNDAY」
この曲、このアルバムが発売された後のライブに行ったときに
NOKKOがMCで「私が初めて書いた両想いの詩」って言っていて
それを聞いて以来、異常に気に入ってしまったのです。
愛しさや切なさや溢れる色んな感情が詰め込まれている1曲だと思います。
…という感じで前作も相当聴きこみましたが
このアルバムも当時から未だに聴きこんでいる1枚です。
間違いなく名作だと思います!
1986年10月25日リリース