RATT「Dancing Undercover」

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ラット3枚目のスタジオアルバム
個人手には明らかにこれまでの2作とは違う!と
感じる作品です。

1stからラットのアルバムはどれも気に入って聴いていましたが
シングルカットされる曲が文句なく
むちゃくちゃカッコ良いのに
それ以外の曲はいいのだけど割とすっと右から左へ
聴き流してしまうことも多かったのですが
この3作目で全体のレベルがグッと上がったような気がします。
基本は相変わらず早めミディアムテンポの
LAメタルの王道。。。というか
まさに「Ratt'n Roll」なのですが
その中でも何だかバリエーションが広がったというか
メリハリがはっきりしたような気がします。

これまでの王道というと
最初にシングルカットされたA-1「Dance」や
A-2「One Good Lover」、A-4「Slip Of The Lip」
B-2「7th Avenue」、B-3「It Doesn't Matter」
B-4「Take A Chance」あたりでしょうか。。。
もちろんどれもいつものクオリティ高いノリで
聴いてても非常に気持ちよいのですが
その合間によりアップテンポでキャッチーな
A-3「Drive Me Crazy」や
ハードでちょいマイナーなA-5「Body Talk」
意外とポップで誰が聴いてもウケそうな
B-1「Looking For Love」が入ることによって
またそれぞれの曲がくっきりと際立つような気がします。

で、今まで以上に最後まで引き込まれて聴いてしまいます。

同じ事を繰り返しますが1st、2ndも非常にいいのですよ

でもアルバム全体でどれが楽しい?って聞かれたら
迷わずこの3rdアルバムを推すと思います。

1986年8月9日リリース

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