BMW 730i E32 1987 1/18 minichamps

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2代目の7シリーズ
以前にもどこかで書いたような気がしますが
個人的にBMWはカバーなしの丸目4灯で統一されていた
E30・3シリーズ、E34・5シリーズ
E24・6シリーズ
そしてこのE32・7シリーズの頃が最強だったと思っています。
フラッグシップの7シリーズは
非常に伸びやかでエレガントな佇まいで
前作のE23の少しボテッとしたスタイリングと比べると
非常に洗練されたと思います。
(洗練さやエレガントさをいうとさらに次世代の
E38が最強かもしれませんが…)

1986年に発売開始となり当初はこの頃のBMWの
屋台骨ともいえるビッグシックスと呼ばれる
3500cc直6エンジンをメインにラインナップされ
途中の大きなマイナーチェンジで
V8エンジンに載せ替えられ
そのタイミングでV12を搭載する750iも登場しました。
個人的には前期モデルの古の直6がやはり一番好きで
ビッグシックスM30B35搭載の735iに一時期強烈に憧れました
(同じエンジンを積む635csiや535iにも憧れました)

私がその憧れの延長もあって
BMWのディーラーに勤め始めたのは24歳の頃で
その頃には既にビッグシックスは現行車種ではなく
E32も末期で時期E38デビュー直前といった頃でした
でも当然、中古車やお客様のクルマで
M30エンジン搭載の735を見る機会や運転する機会も多く
「中古でいいからいつかは乗りたいなぁ」なんて思っていたのです。

そして月日は流れ21世紀になって数年たったころ
いろいろ流れ流れて離れていたBMWのディーラーに
会社も地域も異なりますが再び舞い戻り
ご縁もあってその頃もはや底値となっていた
M30B35の735iを手に入れることになりました。
しかしながら昔もそうでしたが
古いBMWはいろいろ手がかかり始めると大変なことになるのは
よ-----く知っていましたので
それほど長くは乗れないだろうなぁとは思っていました
それでも問題ないくらい程度も良く安かったのですが。。
新車営業がいつまでも中古の古い型に乗っていられないという
事情もあり結局は1年も乗られなかったのですが
とにかく最高なクルマでした
乗り心地も見た目通りにエレガントで
そのくせある程度まわしていけばエンジンは気持ちよく歌いだし
そのフィールはまさに当時言われたシルキーシックス!!!
そしてBMW車は今も昔もそうですが
7シリーズのような大きな車でも
非常に気持ちよく曲がります。
そしてどこまでもいつまでも走っていたい気分させてくれます。
実際、この735で何回か東京ー広島を往復したのですが
給油以外で全く休もうと思わないほど疲れないのです。
今でもチャンスがあれば乗ってみたいクルマであることに間違いありません

さてさて

実車の話にばかりなってしまいましたが
そんな思い出をいろいろ思い出させてくれる
1/18のミニカーは品質には間違いのない
ミニチャンプス製で日本には導入されなかった
直6・3000ccの730iです。

伸びやかなスタイリングはミニカーでも十分楽しますし
なまじっか実車がわかっているだけに
このミニカーのできが素晴らしいのもよくわかります。
自分の思い入れも深いため
このミニカーを眺めているとついつい深酒になるので
気を付けなければなりません…(笑

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