RATT 「Invasion Of Your Privacy」

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80年代を席巻したLAメタルの筆頭と言えば
やはりラットですよね!
そのラットの2枚目のスタジオアルバムです。

発売されたのは私が16歳のとき
まさに高校生真っただ中でいろいろ青春していた頃です(笑
もちろん発売当時にすぐに貸しレコード屋さんに行って
テープに落とし相当に聴きこみました。

でもレコードを実際に手に入れたのは随分後の話で
二十歳過ぎてから…
ずっとレコードから落としたテープを聴いてて
「このへんの高校の頃、聴いていたもので
テープしか持っていないものは
少しずつでもCDで買いなおすかぁ…」と漠然と思っていた頃です。

そんな頃に小学校の頃からの幼馴染でバンド仲間で
未だに親友の「やまちゃん」が
ある年の私の誕生日に
「ほら、やっぱりレコードのデカいジャケットがカッコいいじゃろ」って
プレゼントでくれたのがこのラットの2ndアルバムだったのです。
さすがにその頃はメインで聴いている音楽は
完全にCDに移行していたので何だか新鮮でした!
実家にまだレコードを聴ける環境があったので
ヒサビサに昔の家具調ステレオで聴くラットは
めちゃくちゃカッコよかったです

…というわけでこのレコードは
楽曲も素晴らしいですが
この1枚のレコードそのものがちょっと思い出の品なのです

中身はまさにラットの全盛期ですから
ワンパターンともとられがちにもなりますが
抜群にカッコ良く小気味よいRatt'n Rollで溢れています。
A-1、A-3、B-2はシングルカット曲で
特にインパクトの強い曲ですが
やまちゃんもそうだったけど
やっぱりぶっちぎりでA-1の「You're In Love」が
カッコ良いですよねぇ
この後の楽曲を含めても
やっぱり「You're In Love」が一番ラットらしくて
盛り上がる曲だと思います。
ポップで明るいし!

もちろん「Lay It Down 」や
「What You Give Is What You Get 」もいいのですが
個人的にはイントロの電話の音が印象的な
「Got Me On The Line」あたりも好きかなぁ

とにかく最初から最後まで
ひたすら盛り上がる1枚だと思います。

ただ暗い曲好きな私としては
これを1枚通して聴くと
ちょっと楽曲のイメージがリア充過ぎてついていけなくなり
やたらとマイナーキーな曲が次に聴きたくなるのですが…(苦笑)

1985年7月13日リリース

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