Journey 「Raised On Radio〜時を駆けて」

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このアルバムまでにジャーニーは
既に数々のヒット曲を生み出していて
「ディパーチャー」
「エスケイプ」、「フロンティアーズ」と
80年代最初から続けざまにアルバムもヒットさせていました。
私も「オープンアームス」や
「セパレイトウェイズ」「時への誓い」とかのシングル曲は
チャート番組で聴いていたし好きでしたが
自分でアルバムを買って聴きこんだのは
この「Raised On Radio〜時を駆けて」が以外にも最初でした。
ジャーニーっていつも誰かメンバー同士が揉めてて
メンバーの脱退や加入も頻繁にあると思っていましたが
このアルバムが出る時もいろいろ揉めていて
正式メンバーとしてクレジットされているのは
スティーヴ・ペリー、ニール・ショーン、ジョナサン・ケインの3人です。
本来5人編成のバンドなのですが。。。

個人的にはニール・ショーンがギター弾いてて
スティーブ・ペリーが歌っていれば
とにかく「ジャーニー」なのですが
結局、このアルバム後のツアーを最後に
ジャーニーは解散してしまうことになります。

そしてこのアルバムから10年後の
96年に83年当時のメンバーで再結成するのですが
アルバム1枚出してスティーヴ・ペリーが脱退

やはり私の中では
1980年から1986年までの黄金期が
ジャーニーということになっています。

で、このアルバム「Raised On Radio〜時を駆けて」ですが
メンバーでいろいろ揉めていたとは思えないほど
非常に完成度の高い1枚です。
この後にそれまでのジャーニーのアルバムも結局手に入れて
一通り聴きこんだのですがやはりこのアルバムが
一番聴きごたえがあると思います。

全11曲、1曲たりとも外れはありません。
どれが良い。。。ではなく本当に全て良いです!

まぁ、しいて言うならば
個人的好みで
「Suzanne」と「I'll Be Alright Without You」でしょうか。。。
どちらもこのアルバムのイメージを
一番表している曲だと思います。

このアルバムって私の勝手なイメージなんだけど
とにかく「青と白」なんです。
青い空に白い雲に
青い海に真っ白で平らな南極の氷山
さらにクールミントガムの味までしてきそうなほど
爽やかでスーッとするイメージです。

いや、ホントに聴いてみるとそれほど気持ちよいのです
文句ナシに名盤だと思います。

1986年4月21日リリース

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