ショルティ/マーラー交響曲第8番変ホ長調千人の交響曲

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ショルティ / マーラー:交響曲第8番

ショルティ&シカゴ響のヨーロッパ公演の際におこなわれた録音で、史上最強といわれる豪華なキャストが話題になりました。もちろん、演奏のほうも素晴らしいもので、大作とはいえ、流動的な構造の第2部を、がっちりと構造的に仕上げるなど、いつもながらのショルティの造型志向はここでも健在。
 第2部とは対照的に構造的求心性の強い第1部では、持ち前のダイナミックなアプローチが好を奏し、いたるところに爽快な山場がつくられていてとにかく快適。オーディオ的満足度の高さも相当なものです。

・マーラー:交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
 ヘザー・ハーパー(S)
 ルチア・ポップ(S)
 アーリーン・オジェー(S)
 イヴォンヌ・ミントン(Ms)
 ヘレン・ワッツ(A)
 ルネ・コロ(T)
 ジョン・シャーリー=カーク(Br)
 マルッティ・タルヴェラ(Bs)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン楽友協会合唱団
 ウィーン少年合唱団
 シカゴ交響楽団
 ゲオルグ・ショルティ(指揮)
 録音:1971年8月&9月、ゾフィエンザール、ウィーン(ステレオ)
 

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