おかえりなさい 中島みゆき

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おかえりなさい』は、1979年11月21日に発表された、中島みゆきの6作目のオリジナルアルバムであり、初めてのセルフカバーアルバムである。

『おかえりなさい』
中島みゆき の スタジオ・アルバム
リリース
1979年11月21日
1983年12月1日(CD再発)
1986年11月5日(CD再発)
1989年3月21日(GOLD CD)
1990年5月21日(CD再発)
2001年4月18日(CD再発)
2018年3月7日(HQCD)
ジャンル
ニューミュージック
ポップ[1]
時間
44分18秒
レーベル
キャニオン・レコード
AARD-VARK
プロデュース
中島みゆき
チャート最高順位
週間2位(オリコン)
1980年度年間5位(オリコン)
中島みゆき アルバム 年表
親愛なる者へ(1979年) おかえりなさい
(1979年) 生きていてもいいですか
(1980年)
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概要
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タイトルの「おかえりなさい」とは他アーティストに提供された楽曲が、中島自身の歌唱によって戻ってくると言う意味で名付けられた(後に2作目のセルフカバーアルバム御色なおしも出している)。

ジャケット写真は、神奈川県横浜市にある氷川丸で撮影された。

発売当時のLPには、『あばよ』と『追いかけてヨコハマ』のマイナスワンレコード(7インチシングル盤)が付属していた。カセットテープにはAB面それぞれの面にマイナスワン・ヴァージョンが追加されていた(未CD化)。

収録曲
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全作詞/作曲:中島みゆき(特記以外)
あばよ
編曲:後藤次利
1976年、研ナオコのアルバム『泣き笑い』に提供された楽曲で、その後すぐにシングルカットされた。

編曲:福井峻
1978年、アルゼンチン出身の歌手・グラシェラ・スサーナのシングル「さよならの鐘」のB面に提供された楽曲。「さよならの鐘」も中島の作詞・作曲で同曲は1985年にリリースされた『御色なおし』にてセルフカバーしている。
サヨナラを伝えて
編曲:鈴木茂
1977年、研ナオコのアルバム『かもめのように』に提供された楽曲で、後にシングル「窓ガラス」のB面としてシングルカットされた。研版のタイトルは『さよならを伝えて』と、平仮名になっている。
しあわせ芝居
編曲:鈴木茂
1977年、桜田淳子に提供された楽曲。この曲の歌詞で、中島は1978年の第20回日本レコード大賞の西条八十賞(のちの作詩賞)を受賞している。
雨…
編曲:後藤次利
1978年、小柳ルミ子に提供された楽曲。
この空を飛べたら
編曲:鈴木茂
1978年、加藤登紀子に提供された楽曲。このアルバムの他に『いまのきもち』にも同じ曲が収録されているが、アレンジが異なっている。またこの曲の歌詞でも、中島は1978年の第20回日本レコード大賞の西条八十賞を受賞している。
世迷い言
作詞:阿久悠、編曲:戸塚修
1978年、日吉ミミに提供された楽曲で、中島としては珍しく作曲のみの提供である。日吉ミミ版はTBSドラマ『ムー一族』内で毎回歌われた。
本作の出版者は日音とヤマハ音楽振興会であるため、著作権表記は“©1978 by NICHION, INC. / YAMAHA MUSIC FOUNDATION. All Right Reserved. International Copyright Secured”である[注 1][3]。
ルージュ
編曲:戸塚修
1977年、ちあきなおみに提供された楽曲。後に中国香港の歌手フェイ・ウォンがカバーし、アジアで大ヒットとなった。ちなみにB面の「帰っておいで」も中島の作詞・作曲。
追いかけてヨコハマ
編曲:後藤次利
1978年、桜田淳子に提供された楽曲。
強がりはよせヨ
編曲:福井峻
1976年、研ナオコのアルバム『泣き笑い』に提供された楽曲。その後すぐに「あばよ」のB面としてシングルカットされた。ちなみに研版のタイトルは最後の「よ」が平仮名になっている。

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