過ぎ去りし王国の王女 / 夢幻

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1988年、Made in Japan Recordsより発表された、3rdアルバム。 タイトルがイギリス幻想文学作家Alfred Edgar Copperdの作品に由来し、ジャケは後期ラファエル前派のBurne-Jonesとくれば、耽美派の私としては当然ジャケ買いした訳です。しかし、その内容は…
Augustというインディーバンドのサウンドディレクターをしている林克彦がこのグループのkey.を担当しているが、シンセの音がチープ。クレジットではプロフェットやミニムーグを使用しているようだが勿体ない。 19世紀末幻想文学を思わせる詞は良いのだが、これを日本語で歌われるとどうも違和感を覚えてしまう。しかも男のボーカルが気持ち悪い。永井博子のような歌唱力のある女性歌手だとまた印象はかなり違うと思う。 雰囲気は悪くない。やりたい事も理解はできる。しかし表現方法がいただけない。 そんな訳で、けっしてお薦めはしません。 MAGDALENAの藤井卓と、TERRA ROSAの赤尾和重が参加。

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#プログレ

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