- Kitte and Ephemera Museum
- 6F 飛行と航空の切手
- 1990 DDR 飛行の切手 03
1990 DDR 飛行の切手 03
1811年という早い時期に人力飛行機での滑空を試みたアルプレヒト・ベルブリンガーの、本人のスケッチが図案の切手。翼にある放射線状の模様は紅白だったらしいことが、後世のレプリカから分かります。翼を動かすのは「腕力」だったのですね。
孤児院で育って仕立て屋になったのち、飛行の夢を追って試行錯誤を繰り返したベルブリンガーのことは、1906年に小説『ウルムの仕立て屋―生まれるのが200年早かった男の物語』として出版されたそうです。「未訳」とあり、、誰か訳してくれないかなー。実験の顛末などがウィキ日本語↓に数行あり。
https://tinyurl.com/44ndy6zc
ベルブリンガーは義足や義肢を多く作ったことでも知られ、故郷ウルム市の博物館で2020年に、ベルブリンガー生誕250年を記念して『Transhuman : From Prosthetics to Cyborg』という特別展が開かれたようです。
https://museumulm.de/en/exhibition/7457/
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発行国:東ドイツ
発行時期:20 February 1990
切手タイトル:Lilienthal '91 Airmail Exhibition / Historic Flying Machines
図案:Albrecht Berblinger's man powered fling Machine, 1811
制作者:design/ J. Riess
印刷:リトグラフ
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fanta
2024/06/02 - 編集済みフクロウの正面顔みたく…😆
美しいデザインです~。
どう生まれ育っても、豊かな発想力と実行力が素晴らしい🙌
ホント、羽つけるだけで飛べたらいいのになぁ♪
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tomonakaazu
2024/06/03fantaさん。
そう言えば、、この丸はフクロウの眼のようです♡
産業革命が始まった18世紀、ヨーロッパ各地で技術の革新が起こったのが、普通の市井の人たちにも影響を与えて、
>>飛べたらいいのになぁ♪
を、世界のあちこちで同時に試した人たちがいたのが、とても面白いです。
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Jason1208
2024/06/02 - 編集済み日本でも二宮忠八という方が、「飛行器」の製作を構想し、軍に上申したり、資金集めをして製造を目指しましたが、ライト兄弟の偉業(1903年)に追い越されました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E5%BF%A0%E5%85%AB
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tomonakaazu
2024/06/03Jasonさん。
コメントありがとうございます♡
実はこの「飛行の切手」ルームを立ち上げてすぐ、吉村昭さんの著書『虹の翼』を読みまして、おおいに感銘を受けたのでした。。
本当にたくさんの人たちが、世界各地で同じ頃に構想を持って試していたのがすごいですね。ライト兄弟の成功の頃には、日本でも「飛べるのかも?」という風に、人の考え方が変わってバカにされなくなっていた、、と。
ライト兄弟も、民間で自費でやっていたので軍部の偉いさんから疎まれて、その成功を大々的に報道したのは後年のイギリスだったそうです。
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