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ブルースポデューメン
黝輝石(リシア輝石・スポジューメン)
敬愛してやまない[空想の宝石結晶博物館]より抜粋させていただくと、
スポジュメンは、内部にアルミニウム原子を持つ酸素で形成された八面体配位の鎖で構成されており、これらの鎖は、鎖の間に位置し、内部にアルミニウム原子を持つシリコンとリチウム原子で形成された四面体配位で連結されています。純粋なスポジュメン結晶は無色です。アルミニウム原子の一部が不純なマンガンや鉄に置換されると、ピンク色からラベンダー色のクンツァイトまたは淡い緑青色のヒデナイトになります。アルミニウムの一部をクロムやバナジウムに置換するとエメラルドグリーンのヒデナイトになります。スポジュメンは、ケイ素-酸素鎖間の弱い原子結合の平面に沿って、2 方向に容易に切断されます。とあります。
発色もとてもデリケートで紫外線に長時間晒されてると退色してしまいます。
しかし今回入手したブルースポデューメンですが、何故か淡いブルーのまま退色していません。ブルーは退色する前の元々の色だということらしいのですが、このルースは入手する前から展示即売会などで日光に晒されていたそうですが、全く変化無しだそうです。ですが、保管の際には遮光が必須です。