バスミニチュアカーコレクション No.1523 TOMICA ロングトミカ 富士重工業 セミデッカー L4 藤田観光

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トミカNo.41 富士重工セミデッカー型バス(S=1/148)が発売されて間もなく、ロングトミカのシリーズに富士重工セミデッカー型バス(S=1/100)がL4の番号を与えられて1976年に発売されました。
路線バスに比べてフロアの位置を上げて、ボディデザインもルーフを一段高くし差別化を図るセミデッカーが1970年代に入ると各ボディメーカーから登場します。
富士重工業では13型をベースに、1973年に初期のフロントのすぐ後ろのルーフから一段上がるS型セミデッカーが登場、1975年にはこのモデルとなった窓1個分後ろでルーフの段差がつくG型と呼ばれるセミデッカーが登場しました。いずれも当初は観光バスの上位モデルとして人気を博しましたが、フルデッカーやスケルトンタイプ、そしてハイデッカー、スーパーハイデッカーの登場などで、次第に姿を消しました。
1976年10月発売に発売されたのが、L4の番号を与えられた最初のモデルがこの藤田観光の富士重工業のセミデッカーです。
藤田観光は観光バス・タクシー・ハイヤーなどの自動車運行事業も行っていましたが。バブル経済崩壊後の1995(平成7)年10月に自動車部の事業は当時の国際自動車(現在はン分社化されたケイエム観光バス)に売却され今は存在しません。
このモデルのリアのスタイルから、当時、富士重工業のボディを純正扱いしていた日産ディーゼル工業のシャシと推測されます。
ロングトミカL4の初版モデルがこの東京の藤田観光仕様ですがその後次々にバリエーションを増やし、品番稼ぎに別品番となったモデルも多数あります。
バスラマなどの精密モデルと比較すると雲泥の差がありますが、トミカに比べるとスケール感もあり、バランスも良く、当時のダイヤペットに比べれば乗降ドアのアクションには昭和を感じますが、非常扉の再現度は素晴らしいものがあります.
両サイドはタンポ印刷、フロントはシールの混成ですが、現在のタンポ印刷と比べるとキレが悪いですがコストを考えると当時のタンポ技術はこの程度だったのかもわかりません。
このモデルからロングトミカL4のスタートモデルとして始まりました。
このモデルのおおよその大きさはL:115 W:25 H:28 S=1/100、裏板にはtomica No.L4 〇にフ(旧富士重工業マーク) SEMI-DECKER TYPE BUS MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはTOMY、ブランド名はLONG TOMICA スケールはS=1/100

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