バスミニチュアカーコレクション No.1003 トミカ No.41 日野レインボースケルトンバス KANKO BUS

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もう40年位前だろうか?東京出張の際に時間があって、ミニカー誌にアイアイアドカンパニーというミニカーショップの小さな広告が載っていたので、訪ねて行ったのが店長の増田定治さんとの出会いです。
当時シナリオライターを目指しているといった増田さんのお店は小さなアパートの一室でした。ロンドンをテーマにした物語を描きたいと仰っていて、ロンドンバスの話になりそこからのお付き合いです。
その後、成増から今では東銀座に移転されてミニカーを取り巻くいろいろな栄枯盛衰を見てこられた増田店長から、「こんな珍しいモデルが出てきたよ」と言って入手したもので箱を空けて見た時の驚いたこと!
このモデルも先のNo.1001と全く同じモデルで、KANKO BUSの文字とラインがタンポ印刷となっています。しかしシートの色が赤から白に代わっています。そして、最も面白いのは、リアウインドウの鋳口のランナーが取り残されています、検品のチェックを潜り抜けた個体のようです、本来なら不良品で市場に出回ってはいけない製品です。
第二弾目に特定の観光バス会社ではなく、一般的な観光バスとしてそれらしいデザインで登場しました。見方によれば鳥取県の日の丸自動車のデザインにも似ていますが特定はできません。後に様々なバス会社の特注品として、バリエーションが生まれます。
このモデルは、日野スケルトンボディの最初期の中型車、RJ172AAの観光バスのモデルかと思われます。1980年代に登場した、中型バス初のスケルトン構造を持つ、RJシリーズはストレートな直線基調のボディーを持ち、従来のバスボディとは全く違って見え、その姿は全く中型車を意識しない、斬新なデザインでした。このモデル発売当時としては最先端のデザインであったため採用各社ともに、このスケルトンバス登場を機に新しいカラーリングを採用したのも特徴です。四角いデザインのスケルトンバスが登場して40数年が経過し、スケルトン構造をさらに進化させて、様々な素晴らしいデザインのバスが多くなっています。
このモデルのおおよその大きさはL:78 W:22 H:30 S=1/116、裏板には©TOMY TOMICA HINO RAINBOW SKELETON BUS No. 41 S=1/116 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはトミー 、ブランドはトミカ 、スケールはS=1/116

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