- 909 Museum
- 3F 諏訪根自子さん展:録音盤
- セレナード / ガヴォット('35)-2
セレナード / ガヴォット('35)-2
SP盤付属の解説カードです。リリース当時は須く付属していたものかと思うのですが現在では残念ながら殆ど失われていて付属のものは大変貴重と言えましょう。
たった一枚のペラペラの紙ですが、チャーミングでこれが付いているだけでとても嬉しいものです^^♪
興味深いのは、盤が右→左表記にも関わらずカードの方は、現代同様の左→右表記である事。
更に、このカード付属同タイトルは複数枚入手が叶いましたので比較(*3/4枚目写真)しますと、微妙に印刷/打印内容も違っている事も確認出来ます。
まったく知識がありません故、推測の域ですがこれは税金の納付番(記)号か何か? 下部を比較してみますと "Printed in Japan"の文字が右の表にスタンプなし盤では左に移動し、左のスタンプ有りに無かった"納付済"の文字が見て取れます。これは納付番号の表示義務が簡略化された?…いえ、表にスタンプのなかった'納付済'の方にも裏にスタンプが押されてましたから無関係確定?
どちらが先かは分かりませんが、この2つ前リリース(同年'35年)のタイトル付属のカードにはスタンプがあります。然しこのひとつ後のリリース(翌年'36年)のものには'納付済'の印字はなく、スタンプもありません。ん〜?故に法則性がよくわかりません。。。
もしご存知の方お見えでしたら、ご教示賜れましたら幸いでございます<(_ _)>
・・・
この裏面の差異は上面のコロムビアのレーベルロゴ有無ですね?他の所有品には同様のこの大型ロゴと表面と同じ小さなものとバリエーションあってまちまちですが全部にプリントされております。このセレナード/ガヴォット盤は比較的よく見掛けます*カタログにも他の演奏家さんの録音でこの2曲はよく見掛けます流行りだった? 故、余程売れての第二刷?とか?はたまた新政令要表示義務等での所以か?いろいろ興味深いです^^♪
以下、レコード内容は既アップのもの(別個体(盤))と同様です。
('23/12/25 追記)
Columbia 28383
『ドーナレセ 』
作トルべーュシ
139911
『トツオヴガ』
作ハツバ
239912
右→左表記です。
ピアノ伴奏:マダム・ロイヒテンブルグ
1935年3月6日 録音
#諏訪根自子 #nejikosuwa #SP盤 #歌詞カード