10 神田川

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10 神田川

等  級:一級河川
水  系:荒川水系
河 川 名:神田川
延  長:25.48km
流域面積:105.0㎢

神田川の概要
 神田川は、三鷹市の井の頭池を源とし、中野区弥生付近で善福寺川を、新宿区下落合付近で妙正寺川を合流させ、豊島・文京の区境を東流し、さらに水道橋付近で日本橋川を分派して隅田川に注ぐ、区部を流れる中小河川としては最大の流域をもつ一級河川である。
 神田川流域は、昭和20年代頃から急激に都市化が進み、流域の保水・遊水機能が著しく減少し、多くの水害を被ってきた。そのため、河道の整備に加え、分水路や調節池、地下調節池の整備を行っている。

かわメモ
 神田川では一時は水質が悪化していたが、「アユが喜ぶ神田川」をめざし、魚など生きものにやさしい川づくりを進め、水質も改善してきた。
 写真は、神田川と明治通り交差部の高戸橋下流にある魚道で、アユの遡上も確認されている。付近の河床部では、関東平野の基盤を那須上総層群の露出が見られる。

Ver.1.0(2021.7)

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