62グランドセイコー ウィークデーター 39石 ステンレスケース 6246-9001

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1967年に発売された記念すべきグランドセイコー初の自動巻製品。

1960年台のセイコーマチック、スポーツマチックなどの登場により自動巻腕時計が普及し、最高級品グランドセイコーの自動巻/カレンダー付き製品の登場が待たれていた。

その一方で1966年末にセイコーマチッククロノメーターのクロノメーター表記が不適当とされ発売が継続不能となり、急遽「グランドセイコー検定基準」を設け、クロノメーターからグランドセイコーへ意匠を変更し、外装デザインはセイコーマチッククロノメーターのまま「グランドセイコー基準合格証明書:CERTIFICATE」を添付して発売された。
(画像7枚目:グランドセイコー基準合格証明書:CERTIFICATE)

新たに設けられた「グランドセイコー検定基準」はセイコーマチッククロノメーター検定基準と比較して「5姿勢の平均日差」、「最大姿勢偏差の範囲」、「温度計数」の3項目がより厳格になり、他の4項目は同等のものだった。
(画像8枚目:世界に誇る<グランドセイコー検定基準>)

ケース裏蓋のメダリオンは、既にセイコーマチッククロノメーター6246-9000、6245-9000の獅子メダリオンが準備されていたため、1966年秋頃に製造された初期製品は獅子メダリオンのまま、文字盤表記は「GS」に変更された。
1967年初頭頃から裏蓋GSメダリオンとなる。

1967年当時の価格:62グランドセイコー(ウィークデーター付)39石 SS 防水側 革バンド付 38,000円

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