無地宙吹きコップ

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何の装飾もない無地ガラスのコップ。口縁部の処理も甘く溶融が不十分で擦った跡が残る。当時はごく安物の部類だろう。
このコップの特徴は、ガラスの揺らぎや気泡の輝きもさる事ながら、1ミリに満たない薄さにある。
見つけては買い足しながら、同様のコップが4客揃った。どれもガラスの表情が豊かで美しい。
薄さゆえに口当たりもよく、使って良し、眺めて良しの究極のコップである。

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