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〈当時物〉「イノセンス」映画パンフレット
押井守監督作品「イノセンス」の映画パンフレット。
作品内容については映画フライヤー等で
既に語ったので、そちらを参照頂きたい。
表紙には主人公「バトー」の愛犬と、
ガイノイドのイラストが掲載されている。
裏表紙の漢文は、
「生死の去来するは棚頭の傀儡たり、
一線絶ゆる時、落々磊々」と読む。
意味は「一旦死が訪れると、棚車上の操り人形が
糸を切られたらがらりと崩れ落ちる様に、
人も一切が無に帰してしまう。」の様な感じ。
(出典は世阿弥の能楽書「花鏡」から。)
作中の誘拐事件の裏で暗躍していた犯人が
死亡した際に部屋中に投影され、
密売していた違法ガイノイドが暴走状態
となるプログラム発動の鍵になっていた。
人が義体化や電脳化した事で機械の様に
他者からハッキングされる様になり、
操り人形にされて生殺与奪の権利を握られる
危険性が出た事への皮肉でもある。
こちらの表紙イラストは、インターナショナル版
DVDビデオのパッケージイラストにも背景を
追加して使用されている。
#押井守
#イノセンス
#映画パンフレット
https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/839