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『怪獣図解入門』《小学館》
『怪獣図解入門』小学館/刊、1972年初刷、1978年第15刷です。構成解説が大伴昌司氏で、監修が円谷プロダクション。大伴昌司氏といえば、「怪獣図鑑」と言われるほど有名な怪獣図鑑の一冊です。
カラーやグラビア頁は、発行当時の新番組「ウルトラマンA(エース)」が中心ですが、「ウルトラQ」から「帰ってきたウルトラマン」の怪獣を図解して構成されています。
“絵空事であるのは分かってるが、空想を愉しんで欲しい”という考えが見える、大伴昌司氏の独特の文章も魅力的です。大伴昌司氏は図解や解説で、想像すること空想することの大切さを教えようとされていたように思います。
余談ですが、1983年頃のSF大会などで、小松左京と野田昌宏の両先生にお会いする機会がありまして、当時の怪獣SFブームも相まって、両先生の語る『君たちは知らないと思うが、大伴昌司という人がいて、本当に早く亡くなったのが惜しまれたものだ』という言葉に、『僕らは大伴昌司さんの怪獣図鑑で育った世代ですから』と返せたのは良い思い出です。(“僕ら”には、今上陛下も含まれているのは、知る人ぞ知る話)
#大伴昌司 #円谷プロダクション #第一次怪獣ブーム #特撮 #SF映画
https://youtu.be/yv7TQUtT5vw
https://muuseo.com/jason1208/items/42
Jason1208
2021/07/22裏表紙画像
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CRASH AND BURN 場外劇場
2022/03/11 - 編集済みこの本は当時の宝物でした。
怪獣世代は創作物に対する受け身だけでなく自分の想像を駆使して働きかける攻めの楽しみ方を大伴氏から学びました。
思えばガンダムに始まるリアルロボットブームでファンと製作側が一体になって設定を築いていったのもこの延長なのでしょう。
自分の甥っ子を見てると最近のオタクの子は公式が用意した設定以外はあまり関心ないようで世代の違いを感じています。
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Jason1208
2022/03/11コメント有難うございます。
大伴昌司の「大図解」は、いろいろと夢を拡げてくれたものです。「トレイシー島大図解(サンダーバード)」とか、いろいろありましたね。
そういえば「ドラクエ」でも、公式から出ている外伝小説を絶対と思い込む子供がいて、“自分で自由に考えて良いんだよ”みたいに編集者が諭す場面を見たことがあります。
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CRASH AND BURN 場外劇場
2022/03/11 - 編集済み元々空想の物ですから楽しんだが勝ちですよね。
そういえば最近の怪獣百科でも内部図解に○○袋はあるんでしょうかねw
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Jason1208
2022/03/11映像に描かれない部分を、ファンが考える。というのを始めたのは、米国の熱心なトレッキー、トレッカー(「スタートレック」ファン)だと思うのですが、日本のガンダム・ファンなども相当なレベルでやってますね。
そういうのがフィードバックされて、ゲームや新作映像や「ヤマト」のリメイク作品などにも反映されているように思います。
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