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Gamelan Semar Pegulingan / Gamelan of the God
バリをはじめジャワ、その他近隣まで多くのガムラン音楽を聴き収集してきた俺がベストだと断言するのがこの米ノンサッチよりリリースされた「ガムラン・スマル・パグリンガン」だ。
バリの宮廷音楽で一般にガムランと称されるこの音楽は儀式、舞踏などその目的によって演奏形態や作法が異なる
このスマルパグリンガンは王が個人的に楽しむ非常にプライベートなものでリラックス効果を狙ったのか一貫して優雅な旋律が漂っている
本作は1931年にバリを訪れた作曲家コリンマクフィーが現地で編成したガムラングループの録音物を聴いたアメリカの民族音楽学者ロバートEブラウンが70年台初頭にバリへ赴き当時使用された楽器で再録したものだ、
生存していた数人の初録音時のメンバーを中心に再編されたグループはブラウンの要請に見事に答えている
そして演奏もさることながら素晴らしいのは録音だ。
サウンドの中核をなす青銅のゴング類、リズムを織りなす皮張りの太鼓類、そして天空を舞うような笛の音が絶妙なバランスで、しかもリアルに収録されているのだ
ラジカセで聴こうが高価なステレオセットで聴こうが瞬時にバリの潮の混じった香りや乾いた空気の質感を蘇らせてくれる。
この作品はCD化されておりガムランやバリが好きだったら猛烈にレコメンドしたい逸品だよ
キングやポリドールから発売された小泉文夫監修の一連の民族音楽シリーズの小ヒットに触発されたのか米ノンサッチ系とパイプを有するワーナーは対抗馬としてシュリンクされたままの米直輸入仕様に日本独自の帯と解説を添付するという力技を発揮、シリーズ化した
定価1700円と若干高価ながら仏オコラと双璧をなす世界の民族音楽一流ブランドレーベルである。
演奏、録音は資料的価値が高い小泉文夫のフィールド録音物とは全く性格が異なるため甲乙は付け難い、
しかし数人のイラストレーターを起用し味のあるジャケを展関した一連のノンサッチのジャケは低予算が故か画一化されたキング、ポリドールのシリーズのそれよりも遥かに素晴らしいものが多い。
#レコード #アナログレコード
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fanta
2021/04/18ガムラン音楽♪
聞くとバリの民族舞踊が浮かびますね
(って行ったことはないんですけども^^;)
ジャケ買いマンさんは、民族音楽って広くお好きですか?
2人がいいね!と言っています。
ジャケ買いマン
2021/04/18民族音楽には相当ハマった時期がありました
今でも全ての地域にわたって蒐集の対象です
まだまだ未知の音がそこら中にあります
3人がいいね!と言っています。
Naokeith
2021/04/18バリは若い頃何度も訪れて本気で移住を考えたくらい好きでした。
お土産用では無い現地の演奏用のジェゴグを持ち帰って、多くの竹筒を新聞紙に絡んで入国しようとして、なかになんか良からぬオクスリを隠していると疑われて奥の部屋に連れたいかれて徹底的に調べられたのも良い思い出ですww
4人がいいね!と言っています。
ジャケ買いマン
2021/04/18バリは何度も行きたくなる魅力に溢れている島ですもんね
ジュゴクは確かに隠すにはもってこいっぽいけど逆にバレバレかもですね〜
4人がいいね!と言っています。