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Blood Sweat & Tears / In Concert
60年代後半から70年代前半にかけてシカゴやチェイスと共に日本でもブラスロックの一大ブームを築き上げたBS&T その勢いは凄まじくこの時代の歌謡曲に大きな影響を与えブラスロック歌謡なるジャンルも… グルーヴ感に溢れ派手派手なブラスロックサウンドはその分飽きられるのも早くシカゴは徐々にAOR化、 チェイスに至っては飛行機事故でリーダーやメンバーの大半を失うという悲劇(因みに自動車で移動していて難を逃れた2人のメンバーはのちに「サバイバー」を結成するという皮肉) さて、これはメンバーチェンジを繰り返しながらしぶとく生き残るBS&Tの76年の北米ツアーのライブ盤で何故かリリースは日本とヨーロッパのみというレアアイテム 日本、ヨーロッパとも内容は一緒なんだけどジャケはそれぞれ違う。 ヨーロッパ版もつまらないジャケ(画像後ろの2枚)なんだけど日本のは木製積み木に色を塗って並べました的ジャケでさらに酷いね ホントこういうジャケは勘弁してほしい 2枚組で¥4000もするし〜 案の定俺は奇跡的にハードオフのジャンクコーナーで拾ったんだけど長年レコードに携わってるけど初めてお目にかかったよ この時代になると彼らもブラスロック一辺倒でもなく程よくジャズっぽくもありスワンプっぽくもあって色々大変っぽいんだけど初代voのクレイトンも復帰してライヴの内容自体は悪くない、 ダイナミックレンジにやや欠ける音は正規盤にしてはあまり良くはないけど音の良いブート程度と割り切ればアリかも? https://youtu.be/SojUm0O3fOQ #レコード #アナログレコード #ブラスロック #和田アキ子
JPN 33 CBSソニー SOPJ139-40 ¥100ジャケ買いマン
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Herb Alpert’s Tijuana Brass /Whipped Cream & Other Delights
大した娯楽も無かった昭和中期、多くの子供たちは小学校も高学年あたりになると深夜放送を聞き世の中の事、エロい事、そして色々な音楽を知るようになる そんな深夜放送の代表格がオールナイトニッポンだ 日替わりでDJ(当時は今で言うパーソナリティをこう呼んでいた)が替わるこの番組、中でも土曜深夜(正確には日曜)の笑福亭鶴光の日は多くの子供たちを熱狂させたはずだ 平日は1時〜3時、3時〜5時の2部制なんだけど鶴光の日は1時から5時まで4時間ぶっ通しで成長期の子供には少し辛く大抵はつまらなくなる3時台に眠気に耐えられず脱落したものだ 翌週明けに学校で何時まで聞いていたかを競い合うという謎の結果報告会も行われていた 投稿した葉書が読まれた翌週は完全にヒーローである、 俺はかつて一度だけ電話でゲームに参加するコーナー(2時からの爆走レーシングゲーム)に見事出演を果たし一躍時の人となった、しばらくの間は他クラスのよく知らない奴まで俺の元に放送を聞いていたとわざわざ報告に来たものである 因みに爆走レーシングゲームというのは自動車の走行音を聞きながら電話口で「チェンジ、チェンジ」と言い架空のレーンをチェンジさせて障害物をクリヤしてゴールまで行くというしょうもないゲームだ、 3時からはもう一回電話コーナーでイントロ当てクイズもあった どちらも深夜である、当時は携帯なんてないわけで普通に家電にかかってくる、2時と3時は電話の前で親の目を盗み待機しながらラジオを聞くスタイルだ 出演するとまず鶴光に年齢を聞かれ女性の場合は「今何着ている?」とか「乳頭の色は?」などとネチネチとヘヴィなセクハラを受けることになる 男の場合は赤ちゃんのガラガラの音が鳴ってそのあと「ボク赤ちゃん」と言うだけだ 子供ながらに聞いてて出演者が男だったらガッカリしたものである そんな人気番組の冒頭で流れる曲がハーブアルパートの本アルバムに収録されているBittersweet Sambaだ キレの良いサンバギターに続くアルパートの高らかに歌うトランペットが印象的でサンバのリズムに身体が無意識に反応してしまう大人達は間違いなく元リスナーだと思われる このジャケ、遠目に見たら白いドレスを着てるようなんだけどよく見ると裸にタイトル通りホイップクリームを塗りたくられているというマニアックな仕様だ、 ジャケ裏のフォント配置も素晴らしくナイスジャケの称号に相応しい仕上がりである https://youtu.be/ZesDEsgJKEM #レコード #アナログレコード #A&M #ハーブアルパート #ティファナブラス #オールナイトニッポン #笑福亭鶴光 #爆走レーシングゲーム #イントロ当てクイズ #乳頭の色は?
US 90 A&M SP4110 ¥100ジャケ買いマン
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うしろゆびさされ組/unlimited
おニャン子クラブが大ブームだった80年代半ば、 ちょうど20歳前後だった俺は恥ずかしながら音楽の趣味的にも最もとんがっていた時期でこの手の流行り物に対し商業音楽の権化として嫌悪感を抱いていた 存在は知ってるけど聴いたことのない類の代表格としてのおニャン子クラブ、そこから派生したユニットがこの「うしろゆびさされ組」だ 名前がすごい、あと「うしろ髪ひかれ隊」とか「ニャンギラス」とかあったよね テキトーに思いついては名前つけてったとしか思えんw ジャケはポップ感が強く悪くはないね おまけの物量がすごい 製作コスト度外視なバブルに向かってまっしぐら仕様でお買い得感は強い 申し訳ないけどわざわざ針を落として聴くのもなんか小っ恥ずかしくてYouTubeで一曲だけこっそり聴いてみた エレポップの影響下にある当時の歌謡曲って感じかな? スタッフもまだまだ若いだろうから音楽的に面白い事をしてみようと言う遊び心は十分感じられて悪くない? 実はおニャン子関連帯がついてて状態良くて100円なら今まで結構買ってたから地味に沢山あるよ どれも一回も聴いてないけど… 暇があったらゆっくり聴いてみるかな… https://youtu.be/mDXEx1TSHrs #レコード #アナログレコード #おニャン子クラブ #ゆうゆ #岩井小百合 #アイドル #エレポップ
JPN 84 キャニオン C28A0555 ¥100ジャケ買いマン
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Commodores / Heroes
ライオネルリッチー在籍時でベストとされる本アルバム ブラコン化前夜でヘヴィファンクからアーバンソウルまで絶妙なトラックが次々と登場する様は圧巻… 当時の俺は特にライオネルのソロみたいな甘いのは拒否反応だったんだけどやっぱりおっさんになると全然OKになってしまうのが少し嬉しいような悲しいような… ジャケがインパクトあるね バンドの勢いが出てるんだけどカッコいいのかダサいのか好みの分かれるところ 俺的にはちょっとダサいんだけどな〜 見開き中の濃い男たちの横並びショットは良いね #ライオネルリッチー #ソウル #R&B #ブラックコンテンポラリー #ブラコン #アナログレコード #レコード
US 80 Motown M8-939M1 ¥100ジャケ買いマン
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Terry Jacks / Seasons in the Sun
カナダのシンガーのようなんだけど知らん人やな〜って思って調べてみたら「そよ風のバラード」を歌ってた人だった! いわゆる一発屋って扱いなんかな この「そよ風のバラード」は元々はシャンソンの曲で彼がビーチボーイズのためにテリーがアレンジしてレコーディングまでされながらビーチボーイズ的には 「やっぱちょっとイメージ違うんで発表するのやめとくわ」 とお蔵入りになったのを 「なんやねん、せっかくアレンジしてやったのに ほな俺が歌うわ」 とリリースしたところ全米で大当たりだったらしい 日本でもヒットを見込んでソニーがアルバムをリリース、 どうもジャケは日本独自みたいやね、オリジナルは画像の後ろから2番目のやつみたい 日本側の判断なのかどうか分からないけどオリジナルはちょっとジムモリソンみたいでむさくるしく曲のイメージに合わないと判断されたんかな〜 シングルのジャケ(アップ画像最後)の写真を流用したっぽいね まあオリジナルも国内盤もぶっちゃけイマイチなんだけど〜 ただ裏ジャケがいいんだよね あぐらをかいてギターを弾く写真はアングルもよく粒子が荒い感じの処理も素晴らしい のちに名盤として再評価される系の諸作品に共通する名盤オーラがちょっと漂ってる? 実際内容は適度にポップでオリジナル楽曲のクオリティも高い 風貌からSSW系のカントリーロックっぽいけどむしろチャート向けのモンキーズのマイナー曲集って感じでポップス色が強いかな どちらにしても立ち位置的には微妙なためアイテムとしてはレアではあるんだけど ジャンクコーナーで100円じゃなきゃ買わなかっただろうな〜 #レコード #アナログレコード #テリージャックス #そよ風のバラード #全米1位 #ビーチボーイズ #お蔵入り #一発屋 #アメリカンポップス #裏ジャケの方が断然良い
JPN 84 CBS SONY BLPL18 ¥100ジャケ買いマン
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VA/punk 1977-2007 30th Anniversary Limited Edition
アルゼンチンの謎のレーベルよりリリース パンク誕生30周年コンピを装った3枚組 ピストルズの唯一のアルバム「勝手にしやがれ」の愛あるオマージュ、観音折りデジパックで厚みもあってちょっと嬉しい CD1が‘77Revolutionと銘打ってパンク聡明期の有名どころから中堅あたり、権利関係がヤバいのかクラッシュはスルー CD 2は80’sハードコア系? ちょっと多様化してった時代かな? 知らんバンドもあるかなぁ CD 3はroots andレア系 ちょっとムリあるのも? 多分新品でもせいぜい2000円行くか行かないかのハーフオフィシャルな廉価CDって感じかな? だがしかし、選曲マンのパンク愛は十分感じられるなかなかマニアック仕様 大人の事情か使用音源はオリジナルじゃなくてライヴとかオンエア物っぽいね、全部がどうかわからんけど しかしながらこうやってまとめて聴くとピストルズって結構メロディアスでマトモじゃん? と再認識 #パンクロック #音楽CD #sexPistols
85 Music Brokers MBB7028 ¥100 2007ジャケ買いマン
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裕木奈江 森の時間
日本のCDにおけるアートワークの革命的名作がこれである 物音ひとつしない深夜の森の静寂の中妖精の如く遊ぶような裕生の姿が美しすぎる逸品 美しさのキーワードは「薄幸」だ 「裕木奈江」… 美しい字面なれどこの名前からも薄幸なオーラがジワジワと染み出しているようだ 存在は知ってるんだけど彼女がどんな人なのかよく知らないし、実際に幸が薄いかはどうか分からんから薄幸認定は申し訳ないんやけどね、ごめんよ だがしかし、俺の中では永遠の薄幸妖精少女なイメージをそのままにしておきたいから彼女のことはあえて調べないでおこう この頃からスリップケースにちょっとした写真集のようなブックレットが添付される事も多くなったんだけど、このブックレットがまた素晴らしい 一連のフォトセッションでワンピースを着た裕生の様々なショットが堪能できる 今回は少し露光を絞って撮影してみた、是非スライドショーで美しさを堪能して欲しい 俺の入手したブツは残念ながらケースにやや打痕やスレがあるので永久保存用として新品を鋭意捜索中である(¥500以下で希望) 一回だけ聴いてみた 裕生の歌は音程が結構不安定なんだけどそれでいいのだ 変に修正とかせず敢えてこのままにしたのだろう 今にも消え入りそうな儚さがその音楽の中にギリギリの存在感を保っているようだ 多分しばらくは聴かないだろうけどねw #音楽CD #裕木奈江 #薄幸美人 #ワンピース #森の妖精 #儚い #スリップケース
96 CBSソニー SRCL2589 ¥100 1993ジャケ買いマン
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Uriah Heep / Look at Yourself
彼らの代表作として今でも評価の高い作品だね タイトルナンバーは5分の中に沢山の仕掛けをカッコよくドラマティックに詰め込んだオルガンロックの美味しいエッセンス満載なブリティッシュハードロックの一つの到達点になってるんじゃないかな? 鈍く反射する銀蒸着紙を中央くり抜き部分に中から貼り付けて鏡を模した一種の変形ジャケ タイトルのLook at Yourself〜お前自身を見てみな〜 直訳するとこんな感じだろうけど意味的には 「お前ちょっと反省しろよ」 と言ったニュアンスっぽいね ジャケ上部左右に印刷されたちょっとキツそうな責めた眼差しがそう言ってるみたい 事実ハードオフの値札付けマンはその叱責にも似た眼差しに我慢できず恐らく無意識のうちに目の部分に値札を貼ってしまった模様 #レコード #アナログレコード #ハードロック #プログレ #ブリティッシュロック #ハモンドオルガン
JPN 84 東芝EMI WBS71018 ¥100ジャケ買いマン
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Werner Muller / Schwarze Augen
見開きいっぱいに広がる美女の顔 タイトルの「黒い瞳」に呼応したかの如く瞳は限りなく黒い オリエンタルな魅力に満ちたエクゾティックで神秘的な瞳だよね そんな美女の上半分がアップになったジャケ、 俺の知る限り美女ジャケ史上最大のアップ率だ (目や唇とかだけのアップは無しよ) 驚くべきは帯が残っているという事 出展にあたっての撮影時にはあえて帯を右に寄せたんだけど本来なら肝心の顔が隠れる左側、 せっかちな購入者だったら即破り捨てたんじゃないかな? よくぞ帯を残してくれた ナイス購入者‼️ ウェルナーミューラーはドイツの音楽家、 ラテン系の音楽をやる時の別名はリカルドサントスだ 日本ではホリデーインジャパンで有名だよね #レコード #アナログレコード #EasyListerning #イージーリスニング #ウェルナーミューラー #リカルドサントス #ホリデーインジャパン
JAP 88 London SLC68 ¥100ジャケ買いマン
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高見知佳 / 3/6
君は高見知佳を覚えているか 70年代後半辺りからテレビでよく見てた、ショートカットが似合う元気なイメージの女の子だった、好感度は高い。 俺自身もファンというほどでは無いけどテレビに出ていれば気にはしていたと思う 数曲の小ヒットはあったようだけど大ヒットには恵まれなかったようで歌っている姿の印象は無いに等しい そんな彼女の2枚目のベストにあたる本作、タイトルの3/6というのは帯によるとタレント生活6年目、歌に目覚めて3年目それで3/6という事だ ジャケは小さな沢山の高見の写真をタイトルの3/6となるように並べたものだ 帯やジャケ裏には「ジャケットプロデュース 高見知佳」とある どうやらこのアイデアは高見自身によるもののようである あまり言いたくないんだけどあえて言おう 「このジャケはダメである」 もし熱心なファンだったらもっと大きな写真が見たい筈だ 裏ジャケには唯一大きめの写真があった 少しヤンキー風なパーマをあてた俺の知らない彼女がそこにいた このベスト発売後の1985年にあと一枚彼女はシングルを出し歌手活動にピリオドを打つ 戸川純の「怒涛の恋愛」のカバーのようだ 目下全力にて捜索中物件の一つだよ #レコード #アナログレコード #歌謡曲 #アイドル #バラドル #EPO #くちびるヌード #戸川純 #怒涛の恋愛
46 コロムビア AF7317 ¥100 1984ジャケ買いマン
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スペイン古楽集成Vol.1/賢王アルフォンソ10世の編集による「聖母マリア頌歌集」(12~3世紀)
ジブラルタル海峡を挟んでモロッコとは目と鼻の先、ヨーロッパでもその位置関係からか特殊な宗教、文化様式が発展したスペインの12〜3世紀、ルネッサンス期の音楽が作曲家でもあるロベルトプラによって体系化されたシリーズの記念すべき第一弾だ 楽譜や演奏形態、そして使用される楽器に関しては12世紀の半ば現在のスペインにあたるカスティーリャ王国を統治していたアルフォンソ十世、賢王と呼ばれ芸術文化を愛し優遇した政策を行なった王、によって詳しくまとめられた膨大な資料の一つでもある「聖母マリア頌歌集」に基づいて構築されている ジャケに描かれているのはまさにその「聖母マリア頌歌集」の解説絵図の一つらしい 厚紙に印刷されコーティングされたジャケ自体もその内容に伴った気高く気品に満ちている素晴らしい仕上がりだ 12ページに及ぶ歌詞対訳を含む解説も小さな字でぎっしり埋められており資料的価値もかなり高い。 これを一通り読み理解すれば音楽を楽しむ大きな助けになる事は間違いない 演奏者はあえて正統な西洋音楽に毒されていない者を選び楽器においては当時使用されていた素材、製造法を忠実に再現し録音場所は古より存在する神学校の教会で臨んだと言う 楽器のみのインストから歌入まで短い24のピースが次々に登場する 驚くべきはその大半がかなりポップでありロックやポピュラー音楽に慣れ親しんだ耳にもさほど退屈に感じわれないと言う事だろうか 楽器のみのピースを聴いているとほぼイギリスの古楽バンド「グリフォン」その物である 俺は幼少時カトリック系の幼稚園に通わされていた 親がクリスチャンというわけでもなくただ単に歩いて行ける幼稚園がたまたまカトリック系であっただけらしいんだが… そこでの日々は今も大きく脳裏に焼き付いている、 クリスマスやイースターはもちろん聖人歴に伴ってなんらかのイベントが頻繁にありその都度様々な聖歌を歌わされたり演劇をやらされたり法衣を着たシスター達の歌を聴かされたりしてきっとそれらによって自分の感受性の萌芽が産まれたと言っても過言ではないだろう 事実これらのカトリック系の大抵の聖歌は俺の心の奥深くに潜む郷愁感に強く刺激を与える 因みにゴスペルはプロテスタントだから全然違うよ 単に音楽の一つのジャンルとして聴くには良いんだけどね。 カトリック系の幼稚園ってのは多分多くがそうだと思うんだけど1番根底にあるのが 「汝の隣人を愛せよ」 これに尽きると思う 実際他人に対する「気配り」を幼少時に形成するには最適な場所のひとつかもしれないかな? 無意識のうちにそれが出来る人間にするには幼少時の教育が必ず必要だ 子供がスポンジのようにいろんな事を吸収する期間なんてたかが知れてる DVDやゲーム機やタブレットを与えて自分の子を放置していてはまともな大人になるわけがないぞ 絵本を与え自分で読ませ読解力と想像力をつけさせ 家の手伝いを毎日一つは必ず与え自分の役割としての責任感を育ませる 俺ももっと親としてちゃんとやればよかったと実はかなり後悔してるのであった #レコード #アナログレコード #キリスト教 #カトリック #雪の聖母幼稚園 #古楽 #古楽器 #スペイン #賢王アルフォンソ #ルネッサンス #バロック音楽
JAP 91 日本コロムビア OS2418H ¥100ジャケ買いマン
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Crying Group Sounds/涙のGS33
金メッキされたアルファベットのピースを台に置いて撮影 ヘイお待たせ! クソジャケ一丁上がり! これは酷いw もう少しなんとかならなかったのか スターズオンのショッキングビートルズの完全なるパクリでスターズオン同様冒頭のディスコ調のオリジナルに導かれGSのヒット曲を四つ打ちメドレー化 ここまでやると潔い 演奏自体はスタジオミュージシャン然な機械的さでグルーヴは一切なく面白みは皆無 それでも歌は結構本物に寄せていて無駄に上手いから悪くは無いんだけどね GS自体元々日本人の琴線に響く良いメロディーラインが多いしなんだかんだで全曲知ってるわけで聴きながら心の中で一緒に歌えちゃう そう言った意味では企画としては悪くなかったと思うんやけどいかんせんジャケががが… #レコード #アナログレコード #グルーヴサウンズ #GS #スパイダース #テンプターズ #ブルーコメッツ #タイガース #ワイルドワンズ #ランチャーズ #ゴールデンカップス #カーナビーツ #ジャガース #オックス
JAP 26 Climax(徳間)CMC2501 ¥100ジャケ買いマン
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マイク真木/BORO BORO GAKU GAKU(ボロボロ楽学)
「バラが咲いたの人」 これが俺ら世代が抱くマイク真木のパブリックイメージだ その正確な実態がなかなか認知される事なく彫りの深いその風貌から外人なのかハーフなのか?と言った曖昧な情報も加味され微妙な秘密のベールに満ちている かと言ってそれも能動的に事実を解明したくなるほどの重要事項では無いためうやむやのままだったんだけど、たまたまこのアルバムを入手して聴いてみたら俄然興味が湧いてきたのであった ま、ググってみたら即座にそれらの謎も解明したんだけどね ネットでの情報が整備されて久しいけど便利であると共に少し恐ろしさも感じてしまうよ で、このマイク真木って人…生粋の日本人でした モダンフォーク界隈の人で件の「バラが咲いた」でレコードデビュー、いきなり30万枚の大ヒットとなった模様、その後はこれといったヒットには恵まれなかった様だね、俳優とかもやりながらしぶとく芸能界を生き抜いている このアルバムはそんなマイクが1974年にリリースした作品でちょっと漫画チックなジャケは峰岸達という平凡パンチなんかにイラストを入れてたアーティストらしい、確かに平凡パンチ風?(知らんけど) イラストに描かれている髭もじゃの男はJohn McEuenと言ってニッティグリッティーダートバンドでバンジョー、マンドリンやフィドルを担当していた男だ、見開き中の写真からみても実質彼とマイクのコラボアルバムと言ってもいい感じなんじゃないかな? アイリッシュからブルーグラスあたりまでをルーツにしたフォークカントリーな楽曲が目立ちそれらをややコミカル風な日本語で歌ってる、楽器の選定やアレンジは相当マニアックで本格的だ。 マイクの他のアルバム聴いたことないからわからんのだけどこれはサウンド的には洋楽に振り切ってる日本のカントリー系では群を抜いて出来の良いアルバムなんじゃないかと思えてきたりして… #レコード #アナログレコード #フォーク #モダンフォーク #バラが咲いた #JohnMcEuen #NittyGrittyDirtBand #Bluegrass #ModernFolk #Country
JAP 87 東芝芝EMI、LTP-9111 ¥100ジャケ買いマン
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Earth Opera / same
Peter Rowanは1964年からブルーグラス界の祖Bill MonroeのバンドBlue Mountain Boysの末期に加入しvoとギターを担当していた男だ 近年もオールドスクールなブルーグラスのアルバムを発表し健在をアピールしている そんなピーターであるが時たま気が向いたようにブルーグラスとは全く関係ない作品を世に放つ変人でもある。 これは1968年、サイケデリックの影響下におなじくブルーグラス仲間のマンドリン奏者のDavid Grismanを無理矢理引き込んで結成したバンドEarth Opera名義での1stだ 明らかにドラッグが音楽に作用しておりサウンドは浮遊間に溢れたロックともフォークとも言え、メロディラインだけはポールマッカートニーのように甘く歌い方も少しポールっぽい部分も…それがかえって狂気を感じさせる そう言った意味ではシドバレット風な瞬間も所々あったりするんだけどピーターの場合は上手く音楽にドラッグの作用を理性的に利用してるっぽいね まあ十分変なんだけどw ジャケはそんな狂気じみながらもとぼけたセットにメンバーのスナップが合成させれおり尋常な雰囲気ではない バンドは同じエレクトラレコードでもあるドアーズのオープニングアクトを頻繁に務めていたらしい #レコード #アナログレコード #PeterRowan #DavidGrisman #psychedelic #AcidFolk #Bluegrass #BillMonroe #Doors #PaulMcCartney
US Electra EKS74016 ¥100 1968ジャケ買いマン
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森山良子/素晴らしい時間
ジャケを見るだけで70年代の空気感が見事に伝わってくるナイスジャケ、 秋も深まった頃だろうか葉を落とした木々はひんやりとした白っぽい風景に溶け込みひとり歩く森山の姿をくっきりと浮かびだしている コレ見開きジャケなんだけど裏面に景色の続きがあったら最強レベルなはず、少し残念 森山良子が1973年に放った本作はソフトロック歌謡史に永遠に残すべき名盤でA面が書き下ろし日本語曲、B面がタイムリーな洋楽カバー集となっている A面のオリジナルのクオリティはどの曲も相当高い、森山の澄んだ歌声はほとんどの場面においてダブルトラックで録音されており絶妙な揺らぎを生み出し楽曲を効果的に彩っているようだ A面ラストのソフトロック歌謡の名作コンピ「ソフトロックドライヴィン」に収録された「美しい星」は岡崎友紀の「風に乗って」と並んで俺的ソフトロック歌謡の最高峰 B面はレオンラッセルやヴァンモリソン、そしてエルヴィス のナンバー2曲等ケイトブッシュを思わせるハイトーンなストレートな歌唱の洋楽カバー群、こちらもA面に負けない仕上がりだ #アナログレコード #レコード #森山良子 #ソフトロック歌謡 #和モノ #ソフトロックドライヴィン
JAP 90 Philips 4FX8004 ¥100ジャケ買いマン