ザ・ローラーズ/恋するラジオ

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看板だったイケメン担当のvoレスリーを失い「ザ・ローラーズ」
とバンド名を変更し再起を図る新生ベイシティローラーズ

新voは南アフリカ出身のバンド「ラビット」で活動していたダンカンフォールという男だ(90125YESに参加したギタリスト、トレヴァーラヴィンもラビット出身)

ダンカンの歌はレスリーほど甘くはないがその分エッジの効いた硬質な声で悪くない、ルックス的にはかつてのイアンやパット同様「カワイイ系」。
「恋するラジオ」はエリック、ダンカン、ウッディ、アランの4人の共作でバンドのリハ中に生まれたと思われるロック色の強いナンバー、
ヒットナンバー「R&Rラブレター」を思わす軽快なギターリフで勢いのあるパワーポップだ、普通にカッコよく仕掛けもあって楽曲クオリティは高い。

だがしかし、低迷した人気を取り戻す事は出来なかった
この曲を含むアルバム「エレベーター」の後2枚のアルバムを残しバンドは実質終焉を迎える。どちらも出来が良かっただけに残念だね。
(その後はメモラビアとして旧メンバー達も含め入れ替わり立ち替わりし分裂合体を繰り返して単発的に来日等を繰り返す)

このシングルのジャケは多分日本独自のものでタイトルのラジオにかけて古いラジオのスピーカー部分にメンバーの顔を配した粋なデザインだ
(この時期から東芝EMIから日本フォノグラムに版権移行)

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