営団2000形 前面簡易方向幕

0

営団地下鉄 銀座線で活躍した、2000形の前面簡易方向幕です。
2000形の末期は、車掌台に大型の方向幕を搭載していましたが、
こちらは昭和50年頃まで使用された、先代の表示器になります。
※製造年から、2000形に搭載前に、別車にて使用の可能性あり。

昭和30年代初期に製造されたこの表示器は、白熱球のあたたかい
温もりを感じる事の出来る一品です。前照灯が原型の車両に、
搭載されていたイメージをお持ちの方も、おられると思います。
中の方向幕は、東京オリンピック開催時に、ローマ字入りの物に
交換されたようです。

高校時代に、部品店で一目惚れして、即買いしました。
表示器の配線も、コンセントプラグを取り付けたくらいで、
他はすべてオリジナルのまま、手を加えておりません。
塗り重ねられた車体色の塗装が、歴史を感じさせます。

基本は、電気でモータを動かして動作させる表示器(電動サボ)を
集めておりますが、たまに手動式の巻取器も購入していました。

「回送」表示の【DEAD HEAD】訳も、最近は見かけないですね…
↑さり気なく、お気に入りです(笑)

#行先表示器 #方向幕 #営団地下鉄 #2000形

Default