ソルジャー
カート・ラッセルというと自分たちのような層はジョン・カーペンター作品の印象が強いですが皮肉にも彼をスターにしたのは逆のベクトルを持ったローランド・エメリッヒ監督の「スターゲイト」でした。そしてセガールの力も借りてキャリアを積み重ねそれなりの規模の大作に主演となったのが本作です、公開が待ちきれずに輸入盤買いました。結果から言うと興行的には大コケでした。しかし作品はシンプルながら力強くカート・ラッセルも全編殆ど無言で表情と仕草だけで全てを語る高倉健状態です。スネークが好きなカート・ラッセルのファンには戸惑う方もいるでしょうがやはり本作は彼の代表作の1本だと思います。しかし今になってカート・ラッセルがスピンオフとはいえゴジラに出るとは思いませんでした。