ALPA Old Delft Alfinon 50mm f2.8 マウント製作記 その5
初版 2022/06/09 20:06
改訂 2022/06/11 15:56
レンズの内部のホコリが気になる。
気にしなければ、別に気にならない程度だが ………
折角なので、分解清掃することに ………
レンズの化粧板が回らない!!
完全に固着している模様で、通常は手に持ってカニ目レンチで緩めることが出来るのだが ………
レンチが外れるとガラスに傷が付くのを裂けるため、安全策をとります。
レンズが小さいので、旋盤の爪で固定することが出来ないので、
アタッチメントを製作、俗にVブロックと呼ばれる物でありますが、
金属で出来ているので、挟んだだけでレンズ鏡胴に傷が付くので、
木製角材から切り出して製作、円柱の物を固定するには、
4点で支持するのがベストです。
木製Vブロック
無事に化粧板を緩めることが出来たので、レンズ清掃が出来ました。
3群4枚のテッサー型でした。
テッサーは1902年にドイツ、カールツァイスのパウル・ルドルフとE・ヴァンデルスレプが発明しました。
テッサーの原型が21世紀の今日まで使われているのは、基本設計の優秀さの証明と言えます。
「鷹の目テッサー」
本家カールツァイス、テッサーより前ボケが少ないレンズです。
全体にピントの焦点深度が深く、最小錯乱円が小さいレンズと推定されます。
#お手入れ
Fortune Lens
デジタルカメラで、フィルムカメラの魅力を伝えられたらと思います。
フィルムカメラのレンズを、デジタルカメラでも使えるようにクラフトしています。
リンク先掲載を、ミューゼオ運営様に掲載確認をし、問題がないとのことなので掲載させて頂きました。
ミューゼオで来館されて気になるカメラを、出品してるかも知れないので、お暇なとき立ち寄って見て下さい。
https://www.mercari.com/jp/u/708520704/
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