ALPA Old Delft Alfinon 50mm f2.8 マウント製作記 その3

初版 2022/06/03 05:09

改訂 2022/06/03 05:16

Old Delft Alfinon 50mm f2.8

インフ調整(無限大調整)も終わり、余分なお肉を取り除いてスッキリしました。


バイトの刃も研いてあるので、切れ味抜群です。

アルミ無垢が、綺麗に仕上がりました。

黒塗りの焼き付け塗装をしようと思いましたが、

レンズ本体もアルミ無垢なので、このままの方が似合っている気がします。



別のアングルから、別のレンズで絞りを変えて撮影してみました。

爪付きヘリコイドレバーを回しやすいように、削ってあります。

F11

F8

F5.6

F2.8

F1.4

F0.95 TT Artisan 50mm


銘匠光学 TTArtisan 50mm F0.95 ボケ味が綺麗なレンズです。

明るいレンズは、絞り値を色々選べて楽しいですが、

やはりレンズの最高解像度F5.6-F8位の撮影が、好いのでは無いでしょうか?

F0.95、何が写っているのか分かりません。



ダブルヘリコイドのマクロ描写テスト。


通常は、この位の大きさがフィギュアの表情が見えて丁度いいかと思います。

F2.8


F2.8 鏡胴のヘリコイドを回すだけで、ここまで寄って撮影出来ます。

色濁り、収差ボケも無く、とても好いレンズです。


F2.8 沈胴レンズなので、沈胴を伸ばすと更に近寄って撮影できます。


ほぼ等倍の大きさです。

実は、写真にフレアーが多少出ています。

これはマウントアダプターの内面処理をしていないので、

内面反射によるフレアーです。

内面処理をすると、更に抜けの良い写真に変わると思います。


流石、アルパが選んだ玉は、ボケのグラデーションが綺麗なレンズばかりです。

このレンズも、マクロスイターと甲乙付けがたい、蕩けるボケ味のレンズだと思います。

多分、誰もOld Delft Alfinon 50mm f2.8を、マクロレンズにしたことが無いので、

評価が無いのではと思います。


完成の暁には、マクロスイター F1.8&F1.9と撮り比べをしたいと思います。



次回は、Old Delft Alfinon 50mm f2.8にフードを付ける。






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