最近、填まっている事

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プラクチカ プラクチカマウント

銘玉の宝庫と言われている、エキザクタマウントのM42スクリューマウント改造です。

近頃、やっとの事で旋盤でのねじ切りが上手く出来るようになったので、アルミ材にネジを切って、エキザクタマウントに填めるリングを作っています。

当初は、アルミ材が手に入らないので、あれば何でも良かったのですが、色々と調べている内に、「A6061 T6」俗に言う「ジュラルミン」が、マウントアダプターを制作するのに最適のようなので、今は、この資材を使って加工しています。

A6061は耐食性が良好、Ｔ６処理を施すことで耐力としては、245N/mm2以上の強度まで上がります。これはSS400に匹敵する強度です。

鋼材に近い強度なので非力の旋盤では、加工に半日、ないし1日要してしまいますが、完成後レンズに組み込んだ後の楽しみは、格別な物です。

Pentax K-S2 / Kilfit-Macro-Kilar

* SS400とは、一般構造用圧延鋼材のことで、「SS」はSteel Structureの頭文字で、SS○○と名の付く材料は、すべて構造用の鋼材であることを意味します。後に続く400は「この材料で保証されなくてはならない最低の引張り強さをMPa（N/mm2）で表記したもの」です。なおSS材の場合、数字部分は「下限の引張り強さ」を示していて、規格としては、引張強さが400～510N/mm2のものをSS400と呼びます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マクロキラー スクリューマウント

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