ベアモデル ウリンガ スタンダードサイズ 平成物

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モロボシ・ダンのウルトラ念力にも匹敵する超能力を武器に、ウルトラマンレオを苦しめたウリンガ。
普段はウリーという子供の姿をしていて、かつてウルトラ警備隊でダンと同僚だったアンヌに良く似た女性に育てられていますが、その本当の正体は宇宙人の捨て子。
トゲトゲを強調した頭部とボディに真っ赤なモノアイ。ある種のヒーロー性すら感じさせるスタイリッシュなフォルムで、なかなか格好良いデザインの宇宙人ですね。エピソード的に「あるいはウリンガは、ダンとアンヌの間に出来た子供かも知れない」という部分も含んでいるだけに、どことなくウルトラセブンの要素が入っているように感じられるのもこのデザインのミソでしょうか。

そんなウリンガを平成14年(2002年)にレトロテイストでソフビ化したのがベアモデルです。
この時期までのベアモデルはどちらかというとブルマァク初期的な“ユルさ”や“粗さ”を持ち味とするメーカー、という印象が強かったのですが、このウリンガ辺りから少しづつブルマァク中期~後期の傑作ソフビ群を彷彿させるハイレベルな造形にシフトしてきた感があります。
着ぐるみの特徴を上手く消化したリアル寄りの造形でありながら、昭和の怪獣ソフビと並べても違和感を感じさせない抜群のレトロ感。個人的にウリンガは、ベアモデル怪獣ソフビのターニングポイントとなった傑作ソフビだと思っています。浅葱色の成型色に、クールなトーンのスプレーワークが施されたカラーリングも実に良い感じです。

#ウルトラマンレオ #ベアモデル #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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