ベアモデル サンダ スタンダードサイズ 平成物

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昭和40年(1965年)に公開された『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』から一部の設定を受け継ぎ、翌昭和41年(1966年)にパラレルな姉妹編として製作された『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』。
この映画において、前作のフランケンシュタインに相当する役どころで登場したのが“山のフランケンシュタイン”ことサンダです。
人間の俳優にメイクアップを施したフランケンシュタインと違って、着ぐるみで表現されたサンダは、見た目こそ茶色の体毛で覆われた松笠状の体表の人型怪獣ですが、フランケンシュタイン同様、人間に友好的な性格の持ち主。そんなサンダが、自身の細胞から誕生した“分身”とも言うべきガイラが自衛隊のL作戦によって追い詰められ、傷つく様を見て、思わず救出に飛び出してくるシーンは怪獣映画史上に残る名場面でしたね。

こちらは平成14年(2002年)にイベントと通販限定で発売された、ベアモデル製スタンダードサイズのサンダです。
この時期のベアモデルとしてはかなりリアル寄りな、レトロタイプというよりはセミリアルに近い造形で、劇中のサンダの姿を上手く捉えた仕上がりとなっています。ベアモデル好きとしては“純レトロ”な造形で見たかったところですが、適度に荒々しさを残した質感や、あっさり目の彩色など、当時物ソフビと並べても意外としっくりくるものに仕上がっているところはさすがです。

#ゴジラ #ベアモデル #東宝 #ソフビ #怪獣

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