M1号 マタンゴ スタンダードサイズ 深緑成型 平成物

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昭和38年(1963年)に公開された和製モダンホラーの傑作、『マタンゴ』。この映画の中で、動物でも植物でもない“第三の生物”として登場したのが、とある無人島に自生するキノコを食した人間が変異した怪物、マタンゴです。
作品的には非怪獣路線の「変身人間シリーズ」の番外編的な扱いを受けている『マタンゴ』ですが、怪物を生み出す元となったキノコには「某国が行った核実験による放射能が降り注いで突然変異したもの」という設定があって、そういう意味ではマタンゴは「変身人間シリーズ」の流れにある存在であるのと同時に、ゴジラ以来の「東宝怪獣映画」における「核や放射能への恐怖」というテーマが見え隠れしているのが興味深いところです。

1997年に発売された、M1号のマタンゴのスタンダードサイズソフビ。
モデルは劇中でワラワラと登場した、一番オーソドックスな怪物形態でしょうか。「当時、マタンゴのソフビがあったら?」というマルサン・ブルマァクの補完的意味合いのあるソフビですが、本来は無いはずの目が付いているのがポイントですね。
画像のマタンゴは深緑成型をメタリックブルーで包み、目を赤と黒で表現した1期タイプ。マルサンを意識した重厚なカラーリングが特徴です。

#ゴジラ #M1号 #東宝 #ソフビ #怪獣

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