ブルマァク グロンケン スタンダードサイズ 当時物

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両手の回転ノコギリを始め、身体のあちこちにノコギリを配した怪獣、グロンケン。
物語冒頭、突然、信州にあるお寺に現れ、巨大な観音像を両手の回転ノコギリで真っ二つにしたシーンがとにかく印象的な怪獣でしたね。一見すると重量級の怪獣のようですが、実は非常に身が軽く、尻尾で地面を叩いてジャンプし、飛び蹴りをしたりします。キックボクシングを題材にしたストーリーということもあって、グロンケンと新マンの格闘シーン、そして、このエピソードのゲストキャラ、キックボクサーの東三郎の試合シーンとを交互に見せる演出も良かったです。
デザインを手掛けたのは、このグロンケンが商業デビュー作となる米谷佳晃氏。
生身の怪獣にノコギリという、非生物的要素を大胆に取り入れた「ハッタリの効いた」デザインは好き嫌いが分かれるところですが、『帰ってきたウルトラマン』終了後に多く見られるようになった、こうした「ハッタリの効いた」怪獣デザインの先鞭をつけた怪獣として、グロンケンは意義深い存在ではなかったか、と思います。

ブルマァク当時物のグロンケンのソフビ。
やや寸詰まりに感じられますが、ボリューム感のあるソフビです。地面を叩いてジャンプする尻尾の造形が迫力ありますね。粗いタッチですが、顔の表情なども上手く捉えていると思います。

#帰ってきたウルトラマン #ブルマァク #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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