ベアモデル シルバーロボ スタンダードサイズ 平成物

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ゴリ博士が、スペクトルマン打倒の為に作り上げた怪獣、シルバーロボ。
劇中では一貫して「X」とゴリ博士に呼ばれていたこの怪獣は、スペクトルマンと同等の能力を与えられた強力なサイボーグです。
無骨ながらも、どこかサイボーグ怪獣らしい格好良さも感じられるデザインが良いですね。それでいて特徴的な“三つ目”には、やっぱりピー・プロ怪獣らしいフリーキーなセンスが見え隠れしているのがポイント高いです。 スカムテイスト満点の公害怪獣や異形感溢れる合成怪獣たちが跋扈していた『宇宙猿人ゴリ』から正統派のヒーロー番組への移行を図り、徐々に怪獣デザインも変わりつつあった、過渡期の『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』を象徴する怪獣といえます。
そんなシルバーロボと、その能力をテストする為にゴリ博士が再生した怪獣たちが激闘を繰り広げる27話は、二話完結を基本スタイルとするこの番組では珍しい一話完結編(全63話のシリーズを通じても三回しかない)ということもあって、スピーディーで一瞬たりとも目が離せない展開、また、怪獣が複数体登場するエピソード特有のワクワク感やゴージャス感にも満ち溢れていて、ファンには特に印象に残っています。(ちなみにこのエピソードは、昭和47年春休みの「東映まんがまつり」でも上映されました)

こちらは2004年に発売された、ベアモデルのシルバーロボ。
パーツ分割が脚分割ではなく、腰分割なのが独特の雰囲気を醸し出しているソフビです。
当時のマスダヤがもしシルバーロボを商品化していたら、こういう仕様になっていたかは判りませんが、ゴツゴツ、ザラザラした荒々しいソフビの質感と、造形の雰囲気を殺さない、やり過ぎない彩色によって、当時物のマスダヤ怪獣と並べてもしっくりと馴染むものに仕上がっているのはさすがベアモデル、といったところです。

#宇宙猿人ゴリ #スペクトルマン #ベアモデル #ピー・プロ #ソフビ #怪獣

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    tanupon

    2019/02/10

    劇場で観た記憶が残っています。
    怪獣がたくさん登場するので子供にとっては嬉しい話でした。

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    • B6cf967ebcafa336fe0b5e970ad6d9c2

      dape_man

      2019/02/10

      このエピソードを東映まんがまつりでご覧になったとは羨ましいですね。私は翌48年春が初めての東映まんがまつりでした。

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