怪獣軒 ソロモン星人 スタンダードサイズ 平成物

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冷たい絶対零度の星からやって来た宇宙人、ソロモン星人。
温暖な気候の星に住む地球人が宇宙へ進出することへの警戒心、更には、抗争の歴史を繰り返してきた地球人の性質に対する疑念から、「もし、地球人が自分たちの星にやって来たら攻め入られてしまうのでは・・・?」と考え、春日兄妹たちが握る光子ロケットの秘密を奪わんと暗躍。兄妹たちに協力する青年科学者・川上博士(演じるは「久里虫太郎」や「大博士リー・ケフレン」でお馴染みの怪優・清水紘治氏)の恋人・マリの体を利用して、光子ロケットの秘密を探るなどしました。
身長130センチという、まるで子供のような小柄な体躯をしており、それが他の無法星人とは異なる一種独特な雰囲気を醸し出していましたね。(劇中で使用されている着ぐるみには何と、本当に子役が入っていました!)

背中が極端に湾曲した、傴僂男のようなフォルム(これは第1話に登場したチグリス星人や『ウルトラセブン』のダンカン、『アイアンキング』のクリケットンなど、池谷仙克デザインの怪獣・宇宙人の特徴です)。ドクロが大きく口を開けて、更にその中に顔があるような風貌。
かなり異形趣味が色濃く出ているビジュアルを持つ宇宙人ですが、そんな味わいを上手く残しつつ、レトロタイプのソフビに仕上げたのがこの怪獣軒のソロモン星人です。
原型製作はまだブレイクする前のシカルナ・工房。ディティールまでキッチリ作り込んだ造形力に定評のある同社ですが、このソロモン星人でもそれは発揮されていて、鍾乳石のような体表の質感とか、上手く表現されていると思います。

#シルバー仮面 #シルバー仮面ジャイアント #怪獣軒 #宣弘社 #ソフビ #怪獣

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