ブルマァク ゴールドサタン(ゴールドサターン) スタンダードサイズ 当時物

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怪獣ともヒューマノイドともつかない、独特なデザインラインで異彩を放っていたミラーマンの初期怪獣たち。中でも、「人間」の要素を強く残したデスマスクを思わせる無表情さで、ひと際得体の知れない不気味さを漂わせていたのがゴールドサタンです。
デザイナーの米谷佳晃氏によると、デザインの基礎となったのはハリウッド・アカデミー賞のオスカー像とのことですが、「黄金怪人」という異名、猟奇趣味が窺えるデスマスク風の面構えなど、個人的には、どことなく江戸川乱歩的な匂いを感じます。やっぱりミラーマンの初期怪獣たちのデザインは素晴らしい。中でも米谷氏のアイアン・キティファイヤー・ゴールドサタン、小林晋一郎氏のダークロン、池谷仙克氏のマルチは「ミラーマン怪獣五大将」と呼びたいぐらい別格だと個人的には思っています。

ブルマァクのゴールドサタン(足裏表記はゴールドサターン)。
山吹色の成型色にメタリックブルーと赤のスプレー彩色が施されていて、見た目こそポップな仕上がりですが、こちらもまた、アイアンやキティファイヤーと同じく、ブルマァク黄金期が生んだ傑作の一つですね。

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