ベアモデル サウンドギラー スタンダードサイズ 平成物

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自動車やオートバイ、工場などから発せられる騒音が好物という、一風変わった習性を持つ超獣、サウンドギラー。
「何故、何の為に存在しているのか?」という行動原理が判然としない、何とも不条理な不思議系超獣ですが(もっとも後期超獣はこんな感じの奴らばっかりですが・・・)、そのビジュアルも様々な無機物を組み合わせて構成されたような感じで、とらえどころが無く、まるで現代美術のオブジェのようで実にシュールです。
個人的には岡本太郎氏の「太陽の塔」がイメージソースとしてあるのかな?と睨んでいるのですが、まだ「太陽の塔」の方が顔がハッキリしていて分りやすいぶん、怪獣らしいような気がしますね(笑)

そんなサウンドギラーの、ベアモデル製スタンダードサイズのソフビ。
こちらは平成20年(2008年)に発売された1期版になります。
両手を前に突き出し、指先からミサイル弾を発射しているポージングが、どことなくブルマァクのキングボックルを彷彿させますね。キングボックルもサウンドギラー同様、ちょっと「シュールさ」を感じさせるデザインラインを持つ怪獣でしたが、そうしたイメージのつながりを意識しての造形コンセプトでしょうか。
成型色はアイボリー、スプレー彩色は現行ソフビファンの気質に合わせた多色使いになっていますが、ブルマァクタイプとしてあまり違和感を感じさせない仕上がりなのはさすがだと思います。

#ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ベアモデル #ブルマァク #円谷プロ #超獣 #怪獣 #ソフビ

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