JSg_57.ハワイ・ファイヴ・オー

初版 2023/10/17 05:11

ジャケット,裏ジャケット

内ジャケット

※ ベンチャーズのシングルとしては珍しい4面ジャケットとなっている。

収録曲,メーカー,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版P

A ハワイ・ファイヴ・オー(Hawaii Five-O)<Mort Stevens>

B スパイ大作戦(Mission : Impossible)<Laro Schfrin>

  1. 東芝 Liberty LR-2511(S) 1970.06.05 (H) ¥400 0T5

※ 初版は東洋化成プレスでプレス・マーク「0T5」。赤盤未所有。
  (見本盤には「5/25発売」と記されている)

総目録掲載期間

1971年版〜1975年版。

レーベル

コメント

 A面は、既に JSg_52(LR-2258 : 1969.06.01)として出ていたが、このTV番組が日本でも
1970年6月1日よりフジ・テレビ系で放映されることとなり、改めて発売し直したもの。
カップリング曲も変更された。

 B面もやはり同名のTVドラマのテーマ曲だが、「お早うヘルプス君」で始まるテープ・レコーダー
(まだ、オープン・リールだった)からミッションを伝える場面が大いに受け、日本でも人気の高かった番組だ。
これはアルバム「ゴールデン・デラックス」(JLP_59 : LP-8954 : 19700.6.25)からの、日本独自の
シングル・カットだが、発売はこのシングルの方が早い。

 ベンチャーズのシングル盤としては、珍しく見開き4面のジャケットとなっており、
フジ・テレビとのタイ・アップの下で、東芝としても久々の大ヒットを期待し、力も入れていたのだろう。
ジャケット写真も、ベンチャーズの面々ではなく、ヒットしたTV番組の力に頼って売っていく、
という姿勢がありありと窺える。前回発売はモノラル盤だったが、今回はステレオ。

 ここまで見てきたように、東芝の洋楽シングルのステレオ化は、新たなシリーズを起こすことなく、
既存のRシリーズの中に混在する形で浸透させて行った。邦楽が新たなシリーズを起こしていたのとは
対照的だ。無論、ステレオ盤はステレオであることをアピールしたいのは山々だが、所詮海外原盤である
が故、欲しいステレオ・マスターが常に手に入るとは限らず、泣く泣くのモノラル盤を逆目立ちさせる
ことも避けたかったのかとも思う。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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