165系「ムーンライト」(赤)

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首都圏と新潟間は上越新幹線の開業により夜行列車の途絶えた状態でしたが、並走する関越自動車道の夜行高速バスが好評なことからそれに対抗する目的で、新都心・新宿と新潟を結ぶ夜行快速として誕生したのが、ムーンライトです。
車両は当初14系座席客車が使用されましたが、昭和62年(1987)9月にリクライニングシート化を施工した165系電車に置き換わり、好評を博しました。この165系ムーンライトの第1編成は緑色のストライプを配した塗色で落成し、続く第2編成は茶色、第3編成は赤色とバラエティに富んだ配色で注目され、この塗色は平成元年頃まで見ることができました。また首都圏に滞泊中の間合運用として、那須/黒磯方面へのゴルフ客をターゲットにした快速「フェアーウェイ」(新宿-黒磯間)にも使用されました。

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