Visitors / 佐野元春

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時々無性に聴きたくなる佐野元春の4th。3rdまでの作風を方法論化された「元春風」の音楽が日本で蔓延する中で本人はニューヨークに旅立ち、新しい表現軸を模索。そして届いた、当時最先端のヒップホップやクラブミュージックに接近した作品。

そのスタンスや前後に出された個人雑誌やオーディオブックなどがとてもカッコ良くて追いかけていたけど、この音楽には最初かなり戸惑った記憶があります。聴いたことのない音楽だったし、今でも類似のない、かなりの異色作だと思います。でも、聴けば聴くほどじわじわと好きになっていきました。いま聴くとさすがに古く感じる部分もあるけど、それでも飽きることのない深いアルバムです。

この盤は当時のもの。ジャケはだいぶくたびれてきましたが、盤は問題なし。

#アナログレコード #佐野元春

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