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あ・り・が・と・う / 中島みゆき
ちょっとしたきっかけがあって、子どもの頃に好きだったニューミュージックにあらためて向き合い始めています。買えなかった盤やいつのまにか無くした盤が400円とか500円。これはコンディション優先で再発盤だけど、オリジナル盤でも、コンディションがどうでも、大体同じ値段ですね。 で、数十年振りの中島みゆき。ダメなワタシやダメな他人への優しい目線。まぁ、だからダメなんだろうけど。でもこの辺の価値観というか、なんか結構影響を受けているんだと気付いたり。 歌謡的流行歌に近づいた曲はイマイチだけど、フォーキーな曲は胸を打つし、「店の名はライフ」「サーチライト」あたりの少し黒さも感じる曲は今もカッコいい。名盤だと思います。歌うときにあんまり腹筋使わない時期の中島みゆきはやっぱり好きだなと。 #アナログレコード #中島みゆき
ポップス、アナログレコード 1977年chalkhills
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Shogun / Shogun
ショーグンの1st。大好きだったテレビドラマ「俺たちは天使だ!」のサントラです。 前にも書いた気がしますがショーグンの過小評価は謎。ニューミュージックとシティポップの隙間にはまり込んでしまった、という感じなのでしょうか。 #アナログレコード #ショーグン
ポップス、アナログレコード 1979年chalkhills
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Keisuke Kuwata / 桑田佳祐
なんとなくあまり興味のなかったアルバムだったのですが、某レーベルでディレクターをやってる幼馴染からこのアルバムはアナログの音が良いと聞いて、コンディションの良い中古盤を買ってみたら、ほんと良い音でした。 カッティングエンジニアが有名な人と聞いた記憶があるんですが、誰だったか覚えてない… #アナログレコード #桑田佳祐
ポップス、アナログレコード 1988年chalkhills
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Fonteyn / Trip The Light Fantastic
発売前、ディスクユニオンのサイトで「キャロル・キング、トッド・ラングレン、ポール・マッカートニー、ローラ・ニーロ、マーゴ・ガーヤンといったあたりの音楽に強く影響されているのがよくわかるサウンドで、特にコード進行と楽器の選び方は『RUNT』あたりのトッドに、メロディの紡ぎ方はローラ・ニーロを想起させます。」と説明され、現代ソフトロック奇跡の傑作とまで言われていたのを見て、これは!と欲しいものリストに入れたのですが、その直後に例の件でユニオンのサイトが一時閉鎖。そのため、この盤のことも忘れてしまいました。ユニオンのサイトが復活したときにはすでに遅し、アナログは売り切れ。かろうじてCDを手に入れて聴いたら、説明は大げさでもなんでもなくとんでもない大傑作だなと。ダメ元でアナログの注文入れてみたんですが、入荷せずでユニオン側からキャンセル…ため息つきながらCDを聴いていたところ、先日メールマガジンで再入荷の知らせが! 長くなりましたが、そんなことでやっと手に入れたアナログです。最高です。開けてみたらホワイト盤でした。 あと余談ですが内袋の真ん中の穴が切れずにくっついてました。これは初めてのパターン。 #アナログレコード #フォンテイン
ポップス、アナログレコード 2022年chalkhills
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Big Express (Remaster) / XTC
一連のアナログ再発シリーズ、2022年最新盤。円形ジャケは再現されていませんがこのシリーズは再現性よりも現在における最適化をテーマにしているように見受けられるので、想定内です。そのかわり見開きジャケ。音はパワフルでありつつ不自然な強調感はなく、個々の楽器が明快。 コツコツと続いてきた再発シリーズ、あとはセカンドアルバムで完了です。来年かな。楽しみでもあり、寂しくもあり。 #アナログレコード #XTC
ロック、アナログレコード 2022年 1984年chalkhills
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Kaleidoscope World / Swing Out Sister
スイングアウトシスターも、当時のCDを最近聴き直したらものすごく良くて、アナログ見つけたら買うことにしています。80-90年代おしゃれポップの最高峰ですね。 ただ、コンディションの良いものがなかなか無くて。この盤も、ついこの間、ジャケも盤も綺麗に見えたので買ったのですが、レコードスプレー大量に使っていたようでイマイチ…。洗い続ければ良くなるかもと闘志を燃やしているところです。 あと、意表をついてレトロな感じのこのレーベルがカッコいい。 #アナログレコード #スイングアウトシスター
ポップス、アナログレコード 1989年chalkhills
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Isabelle Antena / En Cavale
80年代インディレーベルのおしゃれポップ。「アンテナ」というグループ名の方が有名です。アーティスト名は大事だと思うんですけど、この人の場合なんか曖昧に運用されてるみたい。ボサ、ネオアコ、ジャズ、フリーソウルなどが混じった、洗練された心地良い音楽。 リアルタイムで大好きだったこのへん、最近アナログで買い直しています。久しぶりにあらためて聴くとほんと良いです。あまり注目されてないので安いし。シティポップが高騰して手が出ない今、狙い目はこのへん!と思っています。あとニューミュージック。 #アナログレコード #アンテナ
ポップス、アナログレコード 1986年chalkhills
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Melodies / 山下達郎
これはリアルタイムで絶対持っていたはずなんですよ。この中ジャケの手書きの歌詞とか、ものすごく覚えている。なのにいつの間にかどこにも無いんですよね。誰かにあげたのかなぁ。 だいぶ前からいつか買い直そうと思っていたのですが、まぁいつでも買えると先延ばしにしている間に山下達郎が高騰…先日この盤を見つけて、しばらくは高くなることはあっても安くはならないだろうと諦めて買いました。EXコンディションで4,000円くらい。なんとなく敗北感…でも聴いたらまったくノイズの無い綺麗な盤で、やっぱり買ってよかった!ってなりましたけど。 #アナログレコード #山下達郎
ポップス、アナログレコード 1984年chalkhills
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Diggin’ Your Scene(12inch) / The Blow Monkeys
米米クラブの元ネタとしても有名なブロウモンキーズ最高傑作の12インチ。80年代的に洗練されたソウルマナーのダンスミュージック。この辺はもう身体に染み付いてます。 リアルタイムで買ったものですが、ペラジャケなので盤の間に挟まって忘れてました。この間隣の盤にくっついて出てきて発見しました。 #アナログレコード #ブロウモンキーズ
1986年chalkhills
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Feudalist Tarts / Alex Chilton
アレックス・チルトンの傑作EPの再発です。A面にEP収録曲を、B面に当時の未発表テイクを収録。 活動初期のBOX TOPSやBIG STARももちろん大好きなんですが、このあたりの少し力を抜いたソウルのカバーやオリジナル曲は、ほんとに唯一無二の素晴らしさだと思います。このアルバムはホーンの切れの良さも最高。 #アナログレコード #アレックスチルトン
ロック、アナログレコード 2022年 1985年chalkhills
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Cheap Thrills / Big Brother & The Holding Company
ジャニス・ジョプリンがバンド名義で活動していた時期の2nd。この次からソロ名義になります。 このアルバムの何が良いかって、とにかく「Summertime」の歌唱。度肝を抜かれる、というのはこのことかと。あとジャケですね。 この盤はたぶん2000年代くらいの再発、アメリカ盤です。
XSM 137375-2D / XSM 137376-1AC PC9700 ロック、アナログレコードchalkhills
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The Nightfly / Donald Fagen
最もキャッチーでポップなドナルド・フェイゲン。小難しいところがなくて最初から楽しいのに、何度聴いても飽きないのがすごいと思います。 これは2010年にアメリカで再発された盤。ジャケの複写感が強いのが残念ですが、盤の品質は悪くなく、ストレートで良い音だと思います。 #アナログレコード #ドナルドフェイゲン
ロック、アナログレコード 2010年 1982年chalkhills
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Press To Play / Paul McCartney
このアルバムが出た86年はCDの売上がアナログを抜いた年だそうです。タイトルはそれを意味していると思いますが(07年のMemory Almost Fullも同じような発想ですかね)、まさにそのデジタルな音やプロデューサーのヒュー・パジャムの音作り、共作者のエリック・スチュワートの作風、すべてがポール本来の魅力との相性が悪く(と見なされ)、当時も今もポールのアルバムで最も評価が低いものの一つだと思います。 僕も当時はすでにCDにシフトしていたはずなんですが、なぜかこれはアナログで持っています。ただ、ジャケはなんか写真館で撮った家族写真みたいだし、リズムを強調したクールな音とポールのメロディがぶつかってる感じがあって、買った時には正直イマイチかなぁと思いました。が、当時アルバム1枚買うのはなかなかなこと。買った以上は好きにならなきゃと何度も何度も聴いて、それなりにお気に入りになったのでした。 久しぶりに聴いてみたら懐かしく、そしてすべての曲が身体にしみこんでいて想像以上に(というかものすごく)楽しく聴けました。中ジャケは各曲の楽器定位をポールが描いたもので、これステレオ録音の楽しさが絵になっていて昔からとても好きです。 #アナログレコード #ポールマッカートニー
ロック、アナログレコード 1986年chalkhills
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Look To The Sky / James Iha
スマッシング・パンプキンズのギタリストのソロ2作目。 2020年のレコードの日に1stと一緒に初アナログ化されました。 穏やかな美メロギターポップという基調はそのまま、一部曲のアレンジにアグレッシブな要素があって、先に進んで行こうという冒険心も感じます。時間をかけて作り込まれたことがわかる、丁寧な作品です。 #アナログレコード #ジェームスイハ
ロック、アナログレコード 2020年 2012年chalkhills
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Let It Come Down / James Iha
Smashing Pumpkinsのギタリストのソロ第一作。ポップなギターサウンドと穏やかで美しいメロディ、柔らかな歌声も心地よい名作です。 これは2020年のレコードストア・デイで初めてアナログ再発されたときの盤。とても丁寧なつくりで品質もしっかりしていて素晴らしいです。 #アナログレコード #ジェームスイハ
ロック、アナログレコード 2020年 1998年chalkhills