Hackmanite / ハックマナイト(含侵処理)

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方ソーダ石は準長石の一種で方ソーダ石グループに属するケイ酸塩鉱物。
ラピスラズリを構成する鉱物の一つでだったりする。
和名はハックマン石と言う。

ロシアのコラ半島で最初に発見された。
フィンランドの地質学者であるビクトル・ハックマンから名前がつけられた。

太陽光及びUVライトで紫外線を吸収し、色が濃くなる光学効果であるテネブレッセンス効果を有する。
アレキサンドライト等とは原理が違い、屈折ではなく吸収し色が変わる。
ハックマナイトの場合は硫黄成分が光学効果を付与している。

基本的に処理をする事がない鉱物だと思っていたが、此方は日独宝石研究所にて鑑別書の作成を依頼した所、含侵処理が為されている事が分かった。
ミネラルマルシェにて、「ソーダライト」として知人へのお土産込みで二つ購入し、
日独宝石研究所にて鑑別書を依頼すると、「ハックマナイト」として仕上がった。
安価で入手した為に嬉しい誤算ではあったが、同時に含侵処理が施されていたので気分はジェットコースターだった。
ちなみに、知人へのお土産もハックマナイトとして鑑別され、こちらは含侵処理は施されていなかった。

参考文献
wikipedia https://ja.wikipedia

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