「王立スコッツグレイ連隊の歴史 1914-1919 HISTORY OF THE ROYAL SOOTS GREYS 1914-1919」(連隊公式刊行物)

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栄光のスコッツグレイ連隊、スコットランド系の英軍部隊でもっとも有名な部隊とも言える騎兵連隊ですが、1932年に書かれた部隊の第一次世界大戦の公式記録。

ほぼ文章で、写真は皆無。

でも、第一次大戦のときのラクダ🐪部隊としての歴史を調べるにはこの本が必須なのです。

英国エジンバラのエジンバラ城にこのスコッツグレイ連隊のミュージアムがあるのですが、この本はそこで売ってます。(エジンバラに行ったことはあるんですが、その時はミュージアムに寄れず、、、後悔…。なのでこの本はのちに通販で買いました。)

関連アイテム
ラクダさんのミニフィギュア
https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/items/331?theme_id=9055

WW1時の騎兵ミニフィギュア
https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/items/318?theme_id=9055

1/72フィギュア “キャメル騎兵連隊・スコッツグレイ/スーダン戦役”(2nd Dragoon Scots Greys in the Camel Regiment, Sudan Campaign)
19世期末のスーダン戦役におけるスコッツ・グレイの姿です。 アフリカの砂漠では英軍の馬が使えなかったのか、英騎兵は馬から暑さに強いラクダに乗り換えて戦いました。 キャメル・レジメント(ラクダ連隊)という部隊が編成され、騎兵や騎乗歩兵が従軍しましたが、1884年、第2竜騎兵連隊、すなわちスコッツ・グレイ連隊の一部も、従軍中のラクダ軍団(Camel Corps)のうち“重ラクダ連隊”(Heavy Camel Regiment)の増援兵力として動員され、最前線で苦戦中のゴードン将軍の救援部隊としてスーダン・ハルツームに派遣されました。 しかし、彼らが現地に到着した時にはすでにゴードン将軍はマフディー軍の手にかかり命を落とした後でした…。 モデルは米国HAT社のミニスケール・フィギュア、縮尺1/72の小さなフィギュア・モデルです。 各種ポーズのラクダ騎兵が12騎入ったお得なキットですが…、なにせ小さいw 見えない…。 キャロム社のメタル・スプレーで3騎は“メタル・フィギュア風”仕上げにし、そして頑張って1騎だけフル塗装してみましたが、、、…死にました(笑) 細かすぎて(兵の身長が2.5㎝くらいですから) でも、スコッツ・グレイ連隊の歴史を再現するモデルとして、私のライフ・ワークの“義務”だと思ってガンバりました。。。 製作記はこちらです。 第1話: https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/75 第2話: https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/79 第3話: https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/80 ジオラマ化の道 その1 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/95 その2 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/96 メタル仕上げのほうもなかなかです。
https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/items/331
1/72フィギュア “第2竜騎兵スコッツ・グレイ連隊”(2nd Dragoon Scots Greys)
1/72スケールのミニ・フィギュア、米国HAT社のキットです。 このスケールのフィギュアの第一人者、Toysoldier様に教えて頂いて通販で購入しました。 こんなに小さいミリタリー・フィギュアの塗装は何十年かぶりです。 地獄をみました(笑)  キットは「WW1の英国騎兵」というタイトルで、槍を持ったランサー(槍騎兵)を再現したキットでしたが、私の好みでスコットランドの「スコッツ・グレイ連隊」(第2竜騎兵)にしたかったので、槍の代わりにサーベルに替えたり旗手に作り替えたりして、竜騎兵に改造しました。 製作記はこちらです。 第1回 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/65 第2回 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/67 第3回 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/68 第4回 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/69 第5回 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/70 ジオラマ化の道 その1 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/95 その2 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/96 【部隊解説】 スコッツ・グレイ騎兵連隊は、現在も残るイギリス陸軍でも最も古い騎兵部隊の一つで、その起源は1678年までさかのぼります。17世紀に編成され、ジャコバイトの乱、7年戦争、ナポレオン戦役と数々の戦歴を重ねます。 ナポレオンとの最後の対決であるワーテルローの戦いでは、フランス軍第45歩兵連隊の軍旗を奪うなど活躍しイギリス軍の勝利に貢献します。 その後も、クリミア戦争、インドのセポイの乱、第2次アフガン戦争、スーダン戦争(一部の要員をCamel Regiment=ラクダ連隊に派遣)、ボーア戦争、そして第1次世界大戦に参戦します。 第1次世界大戦では第5騎兵旅団の一員として、1914年8月17日にル・アーブル港からフランスに上陸、直ちにベルギー戦線に参戦します。このとき、目立つ白馬はクルミ油で茶色く染められたそうですが、後の写真を見ると雨とか洗体のせいで多くの馬が白馬に戻っていたようです。 その後は終戦まで各地を転戦し、多くの犠牲を出して英国へ帰還したのでした。 時は流れ時代は第2次世界大戦を迎えますが、スコッツ・グレイ連隊はこの時もまだ騎馬の騎兵部隊として存続していたのです。 大戦初期のころは連隊はパレスチナ戦線に派遣されます。 この頃の写真を見ると、白馬ではなく黒や茶色の馬に乗っていたようです。さすがに白馬は目立ちすぎでやめたのでしょう。 そして1942年、スコッツ・グレイはついに馬から戦車に乗り換えます。 戦車部隊に改編された同連隊は、北アフリカ戦線でドイツのロンメル軍団と戦い、その後は欧州戦線を転戦します。 そして、1971年に「第3カービン銃騎兵(近衛プリンス・オブ・ウェールズ竜騎兵)連隊)」(3rd Carabiniers (Prince of Wales's Dragoon Guards))と統合し、現在の名称(RSDG=Royal Scots Dragoon Guards)になっています。 戦後の冷戦期を経て、1990年の湾岸戦争にはチャレンジャー1戦車を装備して参戦、KFOR派遣直前の1998年に、当時最新のチャレンジャー2戦車をイギリス軍の中でも最も早く配備され、主力戦車を持つ打撃部隊としてイラク戦争にも派遣され、イラクではイラク軍のT72等の旧ソ連製戦車を片っ端から撃破し、100年前に世界で初めて戦車を産みだした英国の戦車技術を改めて世界中にアピールすることになります。 しかし、最近の陸軍再編の中で再び改編され、現在では軽騎兵部隊として装甲車の部隊に改編されました。
https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/items/318

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