#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 1st shot

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First edition / The First (TEST) Shot with SYD MEAD Autographed

センチネル リムジン 400 は1969年、シドミードがフォードを退社後、最も短期に膨大な量のイラストをマラソンワークで描き上げたU.S.STEEL社のCONCEPTを初めとするブローシャーの中の1シリーズ、INTERFACEという18枚のポスターブック用に2度登場したお気に入りのSENTINELシリーズのリムジンクラス車両。シドミードのオリジナルブランド: SENTINELシリーズにはLIMO-400以外にⅡ、V, Ⅵ,などスポーツクーペからル・マンタイプまで色んな画集に登場する。

中でもこのSENTINEL LIMO 400は、1979年の同名の初の画集SENTINELに再録、1985年の3冊目の画集SENTINEL Ⅱ にも再々録されている。79年の画集を見た、ある少年が長年憧れており、その彼(1998年から2006年までマテル社ホットウィールのための元デザイナー)こそネイサン・プロックで2000年頃に再度シドミードに発注をかけ、イラスト化されてから32年経ってから改めて商品化された。その際に見えなかったディテールを補足したのが画像の2枚目。

1枚目の実は右端に同じSENTINELが雨の高速を快走している、のをシドミード展の展示で昨年再発見した。

4〜6枚目は、マテルがファクトリーで金型による射出成型(同時に2個)した商品化する前のテストプレスで、"THE FIRST SHOT"と呼ばれ、どんなモデルでも世界に2個しかないハイパーレアなモデル。経年で薄れかけてはいるがオフィシャル主催でシドミードの直筆サイン入り。
インテリアがリムジンなのにも関わらず6人でなく4人乗りなのは、インテリアだけ縮尺が異なるように思える。イラストでのガルウィングには由縁があり、当時シドミード先生所有の新車で購入したメルセデス・ガルウィング・クーペ300SLの影響があるやも、とニヤリとさせてくれる。

7枚目はU.S.STEELのカタログ、INNOVATIONに登場するル・マンタイプのSENTINELで、友人がこの原画を所有している。
この原画の高解像度を彼が特別にシェアしてくれており、公開許可を得ることが出来たので、この出力も是非年末の「秘密基地」で世界初公開してみたい。

ネイサン・プロック
https://hotwheels.fandom.com/wiki/Nathan_Proch

SENTINEL LeMAN coupé スタディ
by Markus Gansel
https://twitter.com/markus_gansel/status/1303632285158309890?s=21

Hot Wheels Wiki : Sad Mead's SENTINEL LIMO 400

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    TWIN−MILL

    2020/09/16 - 編集済み

    おお!リモのプロトタイプですね!!1stテストショットならではのバービー(※)😁👍。
    凝った室内も良く見えます!フロントのデザインにはミニカーと違って衝撃を受けました。色々と企業としての背景を感じますが、出来れば再現して欲しかったですね😅。

    ※バービーの肌樹脂材料を使ったモデル。HWの1stのテストショットでは形状確認の為か良く使われます。

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      SydMode

      2020/09/16

      マメに見て頂いて恐れ入ります。成型色がナマで見えるとモデリングが興味深いですね。インテリアまではシドミード本人はデザインされていないので、純粋なネイサンのデザインだと思われます。
      センチネルシリーズは商品化はこれだけですが色んなモデラーやLEGOのファン達がオリジナルで組む人気のモデルですね。ペーパークラフトもあったりします。

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