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Hot Wheels convention 2004
2004年、マテル主催で開催された35周年ホットウィールコンベンションで無料配布されサイン会があった。1969年に描かれた原画は既に消失しており(つい最近、所在を突き止めた!)、おそらくシドミード先生はスタジオに残っていたU.S.STEEL社のブローシャー: "INTERFACE"をスキャンし、色褪せたのをカラコレされたように思う。(画像1枚目) この"INTERFACE"は6枚セットで3種類あり、それぞれテーマごとに合計18枚、大判のポスター形式で当時の関係各社に無料配布され、デザイン業界だけでなく自動車業界でシドミードの名前が知れ渡り、10年後の初画集"SENTINEL"、映画「ブレードランナー」起用に繋がる序章となっていく。個人コレクション(1965〜1975)が集中しているのも特にこの時期なのはたまたまだが。シドミードにとってターニングポイントと言えるマラソンワーク時期のハイライト的なデザインである。(画像2枚目) "INTERFACE"はシドミード展のプロデューサーにより掘り起こされ、リリースから半世紀を経て"SYD MEAD 1969"のタイトルでポストカードとして復刻することになった。もちろん2週目には完売し、海外からの問い合わせも多いシドミード展限定のコレクターズアイテムとなった。(画像3枚目) MATTELL INC. HOTWHEELS DIVISION Syd Mead is on hand for the 35th annual Hot Wheels Convention to sign prints of his “SENTINEL 400 LIMO” ✈︎ SYD MEAD's SENTINEL LIMO 400 https://hotwheels.fandom.com/wiki/Syd_Mead%27s_Sentinel_400_Limo ✈︎ シドミード展(2019) https://sydmead.skyfall.me/index_sp.html #シドミード #シドミード展 #hotwheels #ホットウィール #トミカ #sydmead #sentinel #リムジン #コンベンション
SYD MEAD Hot Wheels MattelSydMode
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Hot Wheels 2003 Collector Special Poster
2002年、マテルのデザイナー:ネイサン・プロック監修で、ブランド創立35周年記念の一貫として2003年版スペシャル・コレクター・ポスターの為に描かれたシドミードによるスケッチとカラーバリエーションや構成レイアウト案(親コピー)。それらを一式マテル社の社員から譲り受けた。 ラインナップ用にスタジオに送られた実際のミニカーを元に画面にレイアウトした初期は未だ地面がフラット。バージョンアップする度に一押し商品が入れ替わっており、それら商品よりも一番手前で見切れているシドミードのオリジナルのクルマ達は「ブランドデザインの未来を示唆する為」に架空マシンたちの方が遥かに魅力的に映る。 段階を経ながら、地面が湾曲し、あらゆる角度でクルマを魅力的に魅せるレイアウトが素晴らしい。最終稿でオリジナルデザインは消されてしまっているのが残念だが、実際のカルバーシティリッジの開放感とサンタモニカの山並みをベースに、射出機能のあるオプション販売されたトラックが画面奥にレイアウトされ、クルマ達が運搬されるであろう輸送機が空を飛んでいく。0.75インチにも満たないホイールを描くのが至難の業だったと画集では回想されている。 スケッチの一部は完成したポスターの裏側に幾つか登場しており、マテルの作り手としてのこだわりと、シドミードへのリスペクトを感じる。 こだわりの強いポスターは規格サイズ外なのでファン達は額装し辛く閉口しているオチつき。(笑 画像: 5〜7枚目 これらはスケッチはシドミード展の個人コレクション「MEMORIES OF THE FUTURE」のエリアでマテル承認の元に世界初公開となる画稿展示となり図録にも掲載された。
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#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 URBAN™️
2006年リリースのURBANシリーズ。SENTINEL LIMO 400ではこのモデルが最後だったと思われる。URBAN™️にトレードマークが付いている位の5個セットのギフトパックで、単体での販売は無かった筈。それが故に出回った数も比較的少なく、しばらくしてルースばかりが目についた。サイドペイントとしてパースの付いたビルが連なる以外は文字もないが、クロームのインテリアにビビッドなクリアパーツが映える独特のワインレッド。5個とも子供には価格的にも買い辛いラインナップであろう。在籍の後半でもあった担当デザイナー:ネイサンの力がデザイン作業で切り上げられ、パッケージングにまでチェックが至ってない感が否めないのが残念。 グリーン、 ブルー、ライトブルー、 オレンジ、 ブラック、 シルバーメタリック、 ライトメタリックグリーン、 ワインレッド まで楽しいカラー展開を締めくくった。リムジンに通常よくあるホワイトや、もっとスポーティなカリフォルニアイエロー、ブラウンやそれこそクロームがあっても嬉しかった。
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シドミード 's SENTINEL LIMO 400 FIRE PATTERN
1969年時点で既に50年先を描いていたシドミードの先見性が恐ろしい。SENTINEL LIMO 400 ファイヤパターンは比較的、生産数が多くあまり当時は売れなかったようだ。リリースされた時に一気にゲットしておかないと気付いた頃には時間もお金もかかるのは常。15年以上も経つとコンプリートも困難。 7枚目 : シドミード展で在廊した日に限り、全車種を展示したら、大人達よりも真っ先に気付いて飛びつく幼児の喰いつきが異様に良かった。直感的、動物的に惹きつけるデザイン力なのだろう。我々オトナにはイマイチに感じても、子供たちが好きな色遣いでカラーリングされているホットウィールの商品展開力、マーケティング力を改めて見せつけられた。 6枚目 : ファイヤパターン版のライトメタリックグリーンは初期のグリーンよりかなり明るくやんちゃでギンギンなイメージ。ホットロッドのマッスルさが欲しかったのだろう。eBayなど見る限り、ブリスター状態のパッケージを未だ見たことがない。 8枚目 : 展示したアクリルのテーブルには元ネタとなったINTERFACE(2種)とカタログ用に描かれた下絵を敷き、話しかけてくれたファンにはカタログを披露した。INTERFACE(1969)に18ある一つ、雨のハイウェイは画集SENTINEL(1979)に再録され、それを見た監督リドリー・スコットが映画ブレードランナー(1982)にシドミードを起用するきっかけとなっている、と私はシドミード先生から直接初めて聞き、シドミード展を機に流布された。 映画公開82年の37年後の2019年を描いたベースが製作よりも10年以上前、つまり1969年時点で既に50年先を描いていたシドミードの先見性が恐ろしい。
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#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 HALLOWEEN HIGHWAY
SENTINEL LIMO 400 シリーズの、HALLOWEEN HIGHWAY limited edition series のパッケージ表記。ハロウィンだと"オペラ座の怪人"になるのはアメリカではお決まりのフォーマットなのか。2003年のハロウィン🎃👻限定で出され、パッケージの裏面に子供たちへのメッセージとして、デザイナーから上層部へのプレゼンなのか、バリエーション化したエクスキューズが長めにある。店頭で見かけたことがないのは北米でしか出回らなかった模様。 ©︎表記では、しっかり書かれているのを改めて以下に見つけた。「Sentinel 400 produced under license from Syd Mead, Inc.」 おそらく知る限り、SENTINEL LIMO 400 のシリーズは、シドミードのクルマデザインで唯一、シドミードの個人会社のライセンスの元、リリースされたデザインだと思われる。 裏面にはさらに、「SPECIAL COLLECTOR POSTER」と題して、3ドルを同封すれば2003年の全ラインナップのカタログを本社から8〜10週で郵送する、ともある。なかなか読み込まないと気付かない重要点が多いその結果、レアなコレクションアイテムになる必須条件ともなる。ここまで記述した記事は多分日本初かも。理解ある日本の取次業者やマテルJAPANの器量が良いのか、こういったレアなアイテムは海外よりも比較的われわれ日本人の方が入手しやすい時代にあると思える。 #sydmead #シドミード #hotwheels #ホットウィール #ミニカー #トミカ #ハロウィン #限定 #リミテッドエディション
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#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 MEGAMAN
SENTINEL LIMO 400 はホットウィールの中でもわりとバリエーションが豊かなのは、熱意あるマテルの当時のデザイナー: ネイサン・プロックが幼少の頃からこのモデルをあまりに好きで、1969年に片側しか描かれていなかったディテールを、フロントはどうなっているのか、ボンネットは?とオーダーし直したからだと思う。 彼はシドミードのドキュメンタリーにもインタビューで登場し、その熱を熱く語っている。 特に2002年は年間ポスターにスケートボード、カタログに腕時計と商品展開も多かった。 MEGAMANとはコナミ製のロックマンに相当し、おそらくROCKMANでは商標登録出来なかったかイメージが違ったのか。複数個入りのセットにされると入手難度が上がり、ついでに要らないモノまで付いてくるという二重苦。ホットウィールあるかるか。パッケージのタイトルは、"MEGAMAN NT WARRIOR"。毎度「+3」(対象年齢が3歳以上)表記を見るたび、えーっと、子供に買うでもなくおじさんが買ってしまってごめんね、と思うのは私だけか。こんな子供ウケしないカラーリングは、ネイサンの職権乱用としか思えないが、きちんとファンだけは喜んでいるので、こんなデザイナーはもっともっと増えるが良いのさ。ww
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#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 ROLE PATROL
シドミードによるオリジナルブランド: SENTINEL シリーズのLIMO 400の HIGHWAY PATROL POLICE version の、 ブルーとライトブルー。文字情報が多く、 unofficial police business POLICE urbancontrol など賑やかで ルーフの™️Hotweels の色が黒とゴールドで微妙に異なる。店頭で見かけることはついに無かったパッケージだが、2003年にシドミード先生の個展 " COOL BLUE DIMENSIONS "展がパサディナ大のキャンパスで開催された折にスタジオでサインを頂いた。ペンはサイン用に持ち歩いておられたお気に入りのシルバーのマーカー。 これらSENTINELシリーズはスペースに余裕があれば年末の「秘密基地」にてディスプレイに加えたい。 #sydmead #シドミード #マテル #hotweels #ホットウィール #ミニカー #限定モデル #センチネル #sentinel #リムジン #ミュージアム
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#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 DINNER DANCE
SYD MEAD's SENTINEL LIMO 400 2002 MEA DINNER DANCE "Evening Enchantment" 2002年、関係者だけのナイトイベント時にギフトで配られた世界限定500個のメタリックシルバーモデル。そもそもリムジンなのでパーティー仕様というセレブの究極モデルといったところ。 m.e.a.とは化学物質の略語を模したようで、あとに続くDでMEADと読ませている。ボルトで固定された黒いベースの裏面に1998と刻印があることからマテルのギフト用の特製ケースであり、当然この他にもスペシャルな限定モデルがあるはず。ホイールはノーマルだが、赤紫のクリアパーツに細かいキラキラマーク、ボンネットのリング部分にもきっちりクローム塗装。テールランプに赤を差し、トランクにある印字もかなり繊細、ボンネットの黒だけ光沢があり、からルーフとトランクの黒がマットという細かな塗り分けまでしてあり、結構繊細に作られている。 ネイサン・プロック https://hotwheels.fandom.com/wiki/Nathan_Proch #hotwheels #ホットウィール #シドミード #sydmead #sentinel #limo #リムジン #クーペ #ミニカー
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#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 "chrome" 'ver
クローム色はシドミード先生のお気に入りカラー。2002年頃、アメリカのカスタムモデラーから頂いた。ぺイントをリムーブした上に研磨し、さらにブリスターパッキッングした初期モデル。 きっと喜ばれるであろうと彼から先生に直接郵送してもらったら、ブリスターを受け取った直後、喜んだ先生がいきなり電話し、またその作り手がシドミードのファンだった為、狂喜乱舞して感謝された。作り手の気持ちやサプライズをとても評価する茶目っ気ある先生だった。今も全く同じものがスタジオに飾ってある。 遊びたいのを敢えて開けないブリスターな楽しみ。遊び用には当然もう一つ! 「2つで十分ですよ」 デザイナー: ネイサン・プロック https://hotwheels.fandom.com/wiki/Nathan_Proch #hotwheels #ホットウィール #シドミード #sydmead #sentinel #limo #クーペ #ミニカー
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#シドミード 's SENTINEL LIMO 400 1st shot
First edition / The First (TEST) Shot with SYD MEAD Autographed センチネル リムジン 400 は1969年、シドミードがフォードを退社後、最も短期に膨大な量のイラストをマラソンワークで描き上げたU.S.STEEL社のCONCEPTを初めとするブローシャーの中の1シリーズ、INTERFACEという18枚のポスターブック用に2度登場したお気に入りのSENTINELシリーズのリムジンクラス車両。シドミードのオリジナルブランド: SENTINELシリーズにはLIMO-400以外にⅡ、V, Ⅵ,などスポーツクーペからル・マンタイプまで色んな画集に登場する。 中でもこのSENTINEL LIMO 400は、1979年の同名の初の画集SENTINELに再録、1985年の3冊目の画集SENTINEL Ⅱ にも再々録されている。79年の画集を見た、ある少年が長年憧れており、その彼(1998年から2006年までマテル社ホットウィールのための元デザイナー)こそネイサン・プロックで2000年頃に再度シドミードに発注をかけ、イラスト化されてから32年経ってから改めて商品化された。その際に見えなかったディテールを補足したのが画像の2枚目。 1枚目の実は右端に同じSENTINELが雨の高速を快走している、のをシドミード展の展示で昨年再発見した。 4〜6枚目は、マテルがファクトリーで金型による射出成型(同時に2個)した商品化する前のテストプレスで、"THE FIRST SHOT"と呼ばれ、どんなモデルでも世界に2個しかないハイパーレアなモデル。経年で薄れかけてはいるがオフィシャル主催でシドミードの直筆サイン入り。 インテリアがリムジンなのにも関わらず6人でなく4人乗りなのは、インテリアだけ縮尺が異なるように思える。イラストでのガルウィングには由縁があり、当時シドミード先生所有の新車で購入したメルセデス・ガルウィング・クーペ300SLの影響があるやも、とニヤリとさせてくれる。 7枚目はU.S.STEELのカタログ、INNOVATIONに登場するル・マンタイプのSENTINELで、友人がこの原画を所有している。 この原画の高解像度を彼が特別にシェアしてくれており、公開許可を得ることが出来たので、この出力も是非年末の「秘密基地」で世界初公開してみたい。 ネイサン・プロック https://hotwheels.fandom.com/wiki/Nathan_Proch SENTINEL LeMAN coupé スタディ by Markus Gansel https://twitter.com/markus_gansel/status/1303632285158309890?s=21 Hot Wheels Wiki : Sad Mead's SENTINEL LIMO 400 #hotwheels #ホットウィール #シドミード #sydmead #sentinel #limo #クーペ #ミニカー
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