ヴィンチャ文化(Vinča culture)の土偶

【推定年代】
新石器時代(6800〜6200年前)
【産地など】
バルカン半島

【解説】
新石器時代の南ヨーロッパに分布したヴィンチャ文化の土偶。
重量127gの中型品。
造形からヴィンチャ文化後期(6800〜6200年前)に属すると考えられる。
鳥女神を模したものと考えられ、状態も抜群に良く博物館レベルの品である。
縄文の土偶とも似ているように感じられるが、ヴィンチャ文化は農耕と金属器をセットにした新石器文化であり、両者の性質は全く異なる。