Belemnopsis bessinus

0

Species :Belemnopsis bessinus
Age   :中期ジュラ紀バトニアン
location:ポーランド/チェンストホバ

極小べレムナイトのロストラム。

べレムナイトはバクトリテス目から分化して発生した鞘形亜綱のイカに似た生物。
イカの様な2本の触腕はなくフックがついた触手を10本持っていた。

有殻頭足類特有の殻は内部に外套膜に内包している。

べレムナイトの内殻は
後:ロストラム
中:フラグモコーン
前:前甲
大きく3つの部位に分かれている。

フラグモコーンは従来の有殻頭足類と同様に、ガスが充填されている隔室、連室細管、初期室などの特徴があり、魚で言うところの浮袋の役割をしている。
その前に軟体部を支える内部骨格の役割を果たす前甲
後ろにオモリとなるロストラムがある。

ロストラム/フラグモコーン/軟体部
重量   /浮遊器官   /重量
という形態で浮遊器官の前後にオモリをぶら下げる様な形態をとる事により、姿勢の安定を実現している。

姿勢制御器官であるロストラムは方解石でてきているらしく化石として非常に残りやすい。
三葉虫の眼しかり、生物が方解石生成するってビックリだよね。

因みにイカの先祖だと言及しているニワカ仕込みのマニアが稀にいるけど別物。
鞘形亜綱の初期分化系統はガチプロ研究者ですら、明確に解答出来ない程散らかっておりよくわからない。
一つ言えるのはだいぶ初期に様々に分化して分かれていると言う事。

引用資料:Belemnites originated in the Triassic--A new look at an old group

Default