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- 2F 昭和のレコード 洋楽編
- Dokken 「Under Lock and Key」
Dokken 「Under Lock and Key」
ドン・ドッケン率いるLAメタルバンド「ドッケン」の
3枚目のアルバム、ドッケンのアルバムの中で
最も完成度が高いアルバムと言われていて
個人的にも確かにそう思わせる1枚です。
ドン・ドッケンが中心となるバンドなのは
間違いないのですが
やはりギターヒーローである
ジョージ・リンチの存在なしには語れないバンドです。
私がドッケンを初めて聴いたのはこのアルバムで
事前情報として既に何枚か聴いていた
「RATT」のギタリスト、ウォーレン・デ・マルティーニの
師匠的な存在であるとか
オジーがブラッドギルス脱退の後釜に一旦は
ジョージ・リンチに決めていたものの
やはり止めてジェイク・E・リーが加入したとか
様々な話を既に聴いていたので
テクニカルなことは間違いないだろうなぁ。。。と思いつつ
このアルバムを聴き始めたことを覚えています。
で、聴いてみた感想は
いや、テクニカルだけじゃなくて
どちゃくそエモーショナルでめちゃカッコいい!!!
おまけに私はどっちかといえば
パーティー・パーティーしたウェイなリア充メジャーサウンドよりも
ずどーんとくらーいマイナーサンドが好みなので
(ウェーイなデイヴは好きなくせに(笑))
それがまたドッケンの持ち味にドンピシャだったのですね。
特に1曲目の"Unchain the Night"にはガツンとやられて
聴いたその日から必死でコピーしました
ジョージ先生にしてはまだ難易度の低い曲でしたし。。。
他にもA-2,A-3,A-5,B-5あたりはめちゃくちゃ好きだったなぁ
他の曲も含めて1枚しっかり最後まで退屈せずに聴けるアルバムです。
曲のメロディラインも妙に哀愁に溢れるものが多いですが
それ以上に切ないほどのギターソロに打ち抜かれます。
改めて今聴いてもグッとくる1枚です。
1985年11月25日リリース